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コミック 貧困大国アメリカ

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569708973
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

堤未果先生のベストセラーをコミック化!

格差、貧困、戦争……現代アメリカの闇を鋭く切り取ったベストセラー新書『貧困大国アメリカ』がソリッドなコミックで展開される!!

貧困層はさらなる貧困へ、中流と呼ばれる多くの人々もまた貧困層へと転落していく現状。急激に進む社会の二極化の中で何が起きているのか!?

▼渾身のルポで30万部突破のベストセラー「ルポ 貧困大国アメリカ」を著者である堤未果氏完全監修のもと、ビジネスジャンプで人気連載中の松枝尚嗣がソリッドにコミック化!

▼貧困と肥満の関係、格差、医療、戦争…全米の現実は日本の未来なのか……?

▼・サブプライムローン ・貧困と肥満 ・一度の病気で破産する人々 ・転落する医師たち ・経済徴兵制 ・民営化戦争を支える世界のワーキングプア

●第1章 サブプライムローン 
●第2章 貧困と肥満 
●第3章 医療と破産 
●第4章 医師たちの転落 
●第5章 出口のない若者 
●第6章 戦争とワーキングプア 
●あとがき

内容説明

貧困と肥満の関係、格差、医療、戦争…2008年日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞2009W受賞、30万部突破のベストセラー「ルポ・貧困大国アメリカ」待望のコミック化。

目次

第1章 サブプライムローン
第2章 貧困と肥満
第3章 医療と破産
第4章 医師たちの転落
第5章 出口のない若者
第6章 戦争とワーキングプア

著者等紹介

堤未果[ツツミミカ]
ジャーナリスト。東京都生まれ。和光小、中、高卒業後、アメリカに留学。ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士課程修了。国連、アムネスティインターナショナルNY支局局員を経て、米国野村證券に勤務中に9・11に遭遇。現在はニューヨーク‐東京間を行き来しながら執筆、講演活動を続けている。著書『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命~なぜあの国にまだ希望があるのか』(海鳴社)で2006年日本ジャーナリスト会議黒田清新人賞受賞

松枝尚嗣[マツエダナオツグ]
1990年、堀井覚司のペンネームで『月刊少年ジャンプ』にてデビュー。1997年より松枝尚嗣として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobuko Hashimoto

33
堤さんの貧困大国シリーズはこれまでに何冊か読んでいるが、このダイジェスト的なコミック版を読んで、あらためてぞっとした。サブプライムローン、貧困と肥満の関係、貧困家庭の若者の軍へのリクルート、軍の後方支援ビジネスが奴隷労働まがいになっていること… そして何より恐ろしいのは医療保険。保険会社の意向次第では診察を受けることすらできない、診療を受けても保険金を払ってもらえない、自己負担で破産することも珍しくない。日本の健康保険制度や民間の保険を崩壊させないようにしないと。2020/01/16

らぴ

11
原作の新書は去年読んだのだが、どんな風にコミック化するのかが見たくて読んだ。手慣れた絵で非常にわかりやすい構成、結果的には文章でカバーが必要となる内容ではあるが、うまくまとめてあると思うし、アメリカの社会問題の深刻さは伝わる。2010/01/29

nbhd

10
2008年くらいから、すでにディストピア。2018/11/25

すのう@中四国読メの会コミュ参加中

8
貧困を食い物にする、そんなアメリカ。自由の国、先進国、そんなイメージはあるものの、実態は酷いもの。富める者はますます富み、貧しい者はますます貧困化する。中間層も底辺に落ちてゆく危険に日々さらされ、強欲資本主義が横行する、そんな国。いい所だけの国などありはしないが、貧困を隠し、他人を蹴り落としていくしかない社会はどうなのか。個人ではもう止められない。どうにかしなければ。2013/04/30

komonojin

6
原作の内容をうまくいろんな人に伝えるために良い手法を取られております。民営化路線、それを否定するつもりはありません。しかし、参考情報として、日本はこうした国に名はならないというVisionを持ちたい。悲観的にとらえるだけにはしないでおこう。2010/07/11

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