出版社内容情報
本にみちびかれ、ときには本に埋もれそうになりながら、東へ西へ、今日から明日へ。ブックイベントの現場から見えてくること、多様化する本の場所、本が取り持つ縁など、ルポ、書評、エッセイを集大成したヴァラエティな一冊。
内容説明
書評、エッセイ、ルポを集大成。ナンダロウ式ブックライフ。本のあるコミュニティ、まちライブラリー、ワークショップ、地方のリトルプレス、一箱古本市など各地のブックイベント、地域や本に関わる人々の新しい試みを紹介。
目次
第1部 町と本と(きょうもどこかへ本の旅;本と町と人をつなぐ雑誌『ヒトハコ』を創刊して ほか)
第2部 古い本あたらしい本(『戦争とおはぎとグリーンピース』西日本新聞社;『浅草 江戸明治篇』堀切直人 ほか)
第3部 早稲田で読む(君知るや、“戸塚苑”;グランド坂下の昼下がり ほか)
第4部 本と人と、それから(ぼくはまだ山口瞳に出会っていない;読まなくても残るもの―草森紳一さんのこと ほか)
著者等紹介
南陀楼綾繁[ナンダロウアヤシゲ]
1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。早稲田大学第一文学部卒業。明治大学大学院修士課程修了。出版、古本、ミニコミ、図書館など本に関することならなんでも追いかける。2005年から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」の代表。各地で開催される多くのブックイベントにも関わる。「一箱本送り隊」呼びかけ人として、石巻市で本のコミュニティ・スペース「石巻まちの本棚」の運営にも携わる。本と町と人をつなぐ雑誌『ヒトハコ』(書肆ヒトハコ)編集発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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