「接続性」の地政学〈下〉―グローバリズムの先にある世界

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「接続性」の地政学〈下〉―グローバリズムの先にある世界

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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562053735
  • NDC分類 319
  • Cコード C0098

出版社内容情報

「接続性」をキーワードに、あり得べき未来をわかりやすい言葉で紹介する。ポスト・グローバリズムの新しい世界像を提言した全米ベストセラー! グローバル戦略の専門家が膨大なデータと自らの経験をもとに、「接続性」をキーワードに、あり得べき未来をわかりやすい言葉で紹介する。

パラグ・カンナ[パラグカンナ]

尼丁千津子[アマチョウチヅコ]

木村高子[キムラタカコ]

目次

第3部 接続性の優位性(大洋の石蹴り遊び)
第4部 国家から結節点へ(建てさえすれば、人は集まる;地図に登場する;救済策としてのサプライチェーン)
第5部 グローバル社会へ向けて(サイバー文明とその不満;すばらしき希釈化;自然に逆らってはいけない)
終章 接続性から柔軟性へ

著者等紹介

カンナ,パラグ[カンナ,パラグ] [Khanna,Parag]
1977年、インド生まれ。グローバル戦略家。ジョージタウン大学外交学部で学士号、同大学大学院で修士号、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)にて博士号を取得。現在、CNNのグローバル・コントリビューター、シンガポール国立大学公共政策大学院の上級研究員。数多くの政府機関や企業のアドバイザーを務め、国家情報会議や米国特殊作戦部隊のアドバイザー、ニューアメリカ財団やブルッキングス研究所の研究員など歴任。世界経済フォーラムの「若き世界のリーダー」に選出された

尼丁千津子[アマチョウチズコ]
翻訳家。神戸大学理学部数学科卒。ソニー(株)勤務を経て、実務を中心に翻訳に携わる

木村高子[キムラタカコ]
英語・フランス語翻訳家。フランス・ストラスブール大学歴史学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科考古学専攻修士課程修了。スロヴェニア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みねたか@

29
グローバルな実験室ドバイ。巨大な富と極貧が共存するラゴス。特区により生まれた巨大都市深セン、杭州、成都。中国を筆頭にダイナミックにつながる世界を描く筆致は躍動感・疾走感に溢れる。一方、利潤至上主義の現状を追認するだけではという疑念も湧いてくる。この点、現実主義者である著者は「世界をサプライチェーンが滞りなく機能する場所にすることは、ひいては安全な場所にすることを意味する」と言う。なるほど、しかし、今世界が直面する危機を踏まえれば、市場原理や都市間競争に委ねるのは余りに危うく思える。2021/08/16

Shin

16
昨今の中国の南シナ海における「横暴」は、「マラッカ海峡を通らないサプライチェーンを確立する」という大戦略を物差しに見てみると(是非はともかく)合理性を持って理解できる。物流と商業のハブを目指すドバイの殷賑、それをモデルとするジェッダやオマーンの取り組みもまた、エネルギーに溢れる「接続性の地政学」的情熱から理解すると非常に納得が行く。日本人の鈍い地政学的感覚からは、世界の各地で息づくこれらの都市の勢いが単なるバブルとしてしか映らないが、少しずつ少しずつ、日本は〈世界の片田舎〉になりつつあることが危惧される。2017/07/23

wiki

14
「接続性はいまや、グローバル社会の土台となった。要するに個人は世界と、政治よりもむしろ市場やメディアを通じてつながっている」「外国人が長期的な利害関係者となった現在、『国籍』の概念は時代遅れになった」。グローバル化に反発する形で、国家主義が再び台頭している。しかし、誰もが世界と繋がっているような今、最早国際化の潮流は逆らいようがない。著者は、「人口が増えないかぎり、持続可能な繁栄は難しい」ために「排他的思考は最も確実な自殺方法だ」と断言する。この理解の有無で、未来を真に案じる者か否か見分けられる。良書。2018/08/23

Fondsaule

12
★★★☆☆ 地図に描かれている国境線はあまり意味がなくなり、輸送、エネルギー、通信のインフラネットワークが、重要になってくる。まるで新聞の様に“現在”の世界が書かれている。今読んでおかないと、明日には過去のことになってしまうかもしれない。2017/09/06

れなち

10
国ごとに線が引かれただけの世界地図では見えてこない、「動的」な地理がわかる本。国や都市は経済のグローバルなサプライチェーンに加わり、投資や貿易の流れをより多く引き寄せることによって発展する。中国に関して多くのページが割かれており、そのプレゼンスの高まりを実感。もはや中国は投資対象である以上に、世界に投資する側なんですね。グローバル資本主義をかなり信頼した論調に、方向性としては賛成するけれど、世界各地にナショナリズム的な反動があるのも現実…著者はBrexitやトランプ政権について、どう見ているのだろう?2021/03/05

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