出版社内容情報
「シリーズ知の図書館」は、8つの主要テーマについて、それぞれ世界の主要人物50人を通して簡潔にわかりやすく解説した早わかりシリーズ。医学において最も影響力のあった50の発展を簡潔に解説。パストゥール、ジェラッシ、フレ
内容説明
医学史における50人の最重要人物の功績を描きだし医学の発展をわかりやすく解説!世界の常識、教養を、広く、深く、そして平易明快に提供してくれるシリーズ。
目次
第1章 解剖学、生理学、遺伝学(ヘロフィロス;ガレノス ほか)
第2章 病理学(ヒッポクラテス;アル・ラーズィー ほか)
第3章 薬理学(ウィリアム・ウィザリング;ウィリアム・T.G.モートン ほか)
第4章 外科学(アブルカシス;アヴェンゾアル ほか)
第5章 神経科学(トマス・ウィリス;ジャン=マルタン・シャルコー ほか)
著者等紹介
オールドリッジ,スーザン[オールドリッジ,スーザン] [Aldridge,Susan]
ロンドン在住の経験豊富なフリーランスの医学・科学ジャーナリスト、作家。有機化学のPh.D.、バイオテクノロジーのM.Sc.をもつ。BBCの「フォーカス・マガジン」の元メディカルエディターであり、バイオテクノロジー、医薬品、化学、健康および医学を専門とする
野口正雄[ノグチマサオ]
1968年京都市生まれ。同志社大学法学部卒業。医薬関係をはじめ自然科学系の文献の翻訳に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鯖
15
A5の見開き左半分にコンパクトにその医学者の業績がまとめられて、右半分がその人にまつわるアイテムがコラージュされた表紙みたいなクセのある肖像画。この絵を見てるだけでも楽しかった。医学史にはうといので、正直知っている人のほうが少ないのだけれども、さらっと見れて面白かった。アジア圏の人はやっぱり少ないなあ…。華陀先生はいたけど。ラストの〆がフロイトとユングで恣意的だなと思いました。2014/08/30
こぽぞう☆
11
図書館本。「医学」部分は知ってることごほとんどだったので、発見者、発明者たちの経歴を興味深く読んだ。えー、なんで入ってないの?!という学者多数。2020/03/03
takao
2
ふむ2019/10/23
カランコエ
2
医学の歴史には偶然の発見やドラマが満載でした。感染症で何百万人も死んで、麻酔もないむかしに生まれなくてよかったと思ってしまいます。2016/07/24
sonettch
1
基礎医学,病理学,薬理学,外科学,神経科学の5つの章に分かれており、それぞれその分野で医学史における重要人物たちを列伝形式で50人取り上げている。クロード・ベルナール,ルドルフ・ウィルヒョウ,アーチー・コクラン,ハーヴェイ・クッシング,トマス・ウィリスなどが登場し、「クッシングには絵の才能があったんだ!」「この解剖学的な部位名はこの医師の名前から付けられたんだ!」など、病名や部位名の背後に医学者の存在を感じられるようになった。同じ医学史を学ぶにしても、列伝形式だと読み進めやすい。2014/07/16