出版社内容情報
古代中米で「神への捧げ物」だったカカオが、世界を魅了するチョコレートになるまでの波瀾万丈の歴史。
原産地搾取についても述べるなど読み応え十分。
写真豊富。フルカラー。
料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。
内容説明
甘くて苦くて、とろけてしまう…マヤ、アステカなどのメソアメリカで「神への捧げ物」だったカカオが、世界中を魅了するチョコレートになるまでの激動の歴史。
目次
第1章 チョコレートの誕生(メソアメリカのチョコレート;最初期のチョコレート ほか)
第2章 ヨーロッパ上陸(スペインへ;ヨーロッパ諸国へ ほか)
第3章 チョコレート・ビジネス(革命によってもたらされた供給不足;ファン・ハウテン(バン・ホーテン)の技術革新 ほか)
第4章 永遠の魅惑(国際化するチョコレート企業;共産圏のチョコレート ほか)
著者等紹介
モス,サラ[モス,サラ] [Moss,Sarah]
イギリスのグラスゴー生まれ。オックスフォードで英文学の博士号を取得したあと、ケント大学などの教職を経て、現在はウォーリック大学創作学科の准教授。ロマン派~ヴィクトリア朝初期の文学を専門とするほか、北方文学、食物史、女性史にも造詣が深い。小説Night Wakingで2011年度フィクション・アンカヴァード賞を受賞。教職のかたわら、小説やノンフィクションの執筆を精力的に続けている
バデノック,アレクサンダー[バデノック,アレクサンダー] [Badenoch,Alexander]
アメリカ生まれ。シカゴ大学などでドイツ・人類学・社会科学を学んだあと、イギリスのサウサンプトン大学で現代言語学の博士号を取得。現在はオランダのユトレヒト大学でヨーロッパに関する研究に従事。専門は文化とメディアにかかわる歴史で、著作も多い。Voices in Ruins:West German Radio Across the 1945 Divideで2007‐2008年度国際メディア史協会賞を受賞した
堤理華[ツツミリカ]
神奈川県生まれ。金沢医科大学卒業。麻酔科医、翻訳家、現同大学看護学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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