出版社内容情報
1921年の発売以来、No.5ばかりがなぜ格別に愛され続けるのか? ココ・シャネルの劇的な人生、調香師エルネストー・ボーよる開発劇、現在も最高のバラとジャスミンを使う品質の維持、数々の神話が本署で明らかになる。
内容説明
畏敬をこめて「モンスター」と呼ばれる驚異のロングセラーは、1920年代に誕生した。ラグジュアリーとロマンスの象徴である魔法の水を手に入れようと、第二世界大戦後、パリのカンボン通りにあるシャネル本店には、故郷で待つ恋人のためにアメリカ兵が殺到したという。ココ・シャネルの化身ともいえる孤高と官能性を秘め、いまも世界から愛される不朽の名香シャネルNo5を解き明かす。
目次
1 シャネルNo5誕生以前のココ(オバジーヌと香りの暗号;可愛い香水屋;裏切りの香り ほか)
2 愛と戦争(シャネルNo5の発売;評判の香り;最小限のマーケティング ほか)
3 生きつづける偶像(一九五〇年代の偶像;一流品のビジネス;受け継がれる香り)
著者等紹介
マッツエオ,ティラー[マッツエオ,ティラー][Mazzeo,Tilar J.]
アメリカ コルビーカレッジの英語教授。文化史家、伝記作家、ワイン、ラグジュアリー品、フランス文化を研究し、ベストセラー『ヴーヴ・クリコを創った女(The Widow Clicquot)』ほかの著書、多数の記事、評論を発表。生活の拠点を、カリフォルニアワインの生産地ソノマカウンティ、ニューヨーク、メイン州沿岸の三ヵ所に置いている
大間知知子[オオマチトモコ]
お茶の水女子大学文教育学部英文英語学科卒業。翻訳協力も多数おこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずこまめ
mayumi
*kaoru
SY
kaguyam