内容説明
地理学・海底地形学の知識を駆使してプラトンの伝説を徹底解明―失われた帝国の謎に迫る!アトランティスの地理を理解することによって、考古学上のさまざまなことが明らかになり、ヨーロッパ文明も明白に見えてくる。
目次
第1章 アトランティスのありか
第2章 ポセイドンの神殿
第3章 王の丘
第4章 オリカルコス
第5章 自由な思索は偉大だ
第6章 神話と科学
著者等紹介
エルリンソン,ウルフ[エルリンソン,ウルフ][Erlingsson,Ulf]
地理学と地形学が専門で、海底測量のエキスパートでもある。調査船アクスタに主任調査技師として乗り組み、また1991年には、ウプサラ大学の科学調査隊をひきいてアイスランドのサートセイの調査研究を行った。同年、スウェーデン、ウプサラの王立科学協会から、リンネ賞を授与された。「とらえられた氷棚」仮説を提唱し、これによって氷河期のさまざまな謎が解明された。また、自然災害の緩和のためニカラグア政府によって用いられている意思決定サポートシステムも、主要な業績である。これまで、ヨーロッパ、アフリカ、中央アメリカ、カリブ海などで、フィールド調査を行ってきた。ウプサラ地理学会の会長
山本史郎[ヤマモトシロウ]
1954年、和歌山県に生まれる。1978年、東京大学教養学部教養学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻はイギリス19世紀文学
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