ミステリー・リーグ<br> グラン・ギニョール城

ミステリー・リーグ
グラン・ギニョール城

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562034628
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

グラン・ギニョール城に集った老若男女は、所有者の親族と友人、知人たち。それぞれが腹にいちもつを抱えているかのように、アマチュア探偵ナイジェルソープには映っていた。そこへ突如としてあらわれた謎の中国人、そしてやがて雷鳴とともに事件が…。いっぽう、ところかわって森江春策は、たまたま乗り合わせた列車内で起こった怪死事件に巻き込まれていた。被害者は息を引き取る直前、たしかに言ったのだ。「グラン・ギニョール城の謎を解いて…」と。森江はわずかなヒントと手がかりをもとに、やがて導き出されたグラン・ギニョール城へと向かうことになるのだが…。本格探偵小説。

著者等紹介

芦辺拓[アシベタク]
1958年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業後、読売新聞社入社。86年に「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。90年に『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

33
再読。昔と違いクイーンやカーを何冊か読んだ上での読了。再読でも趣向は面白いけど森江が遭遇した殺人事件と、未完の海外ミステリが繋ったところがピークだった感が・・・。でもぐいぐい進められるし、まとめ方が強引ながらきっちりしてるんだよな。楽しんで書いてるな。って感じ凄いするし。2020/08/27

梨姫

12
「グラン・ギニョール城」というおどろおどろしくロマンチックなタイトルに惹かれて読んだ。この作家の本は初読み。思っていたのと違ったのは、メタミステリというジャンルだからだろう。現実と虚構の小説が重なって、納得のいく現実的な解決をした。虚構が現実になったところの展開は、トンデモ設定だったのでやや力技で細かい点を排除しているように見えた。ノックスの十戒やミステリーリーグといった、ミステリマニアご用達のアイテムも活用されていて、なかなか楽しいのではないだろうか。自分は何だか狐に化かされたような感じを受けた。2014/11/11

よむよむ

11
二つの時代を行き来する準本格ミステリーかな。いろんなパクリあり、奇抜なトリックありでしたが、満足とはちょっと言えません。2010/10/04

乱読999+α

6
過去の事件、しかもヨーロッパの古城 グランギニョール城で起こった事件と、現在の大阪で起こった事件が時と場所を越えリンクする。作者不明のミステリィ小説が作中作となり幻想的な雰囲気の内に進む。物語のトリック自体はハッキリ言って粗雑。一寸あり得ない謎解きは強引過ぎる。それでも読者をグイグイと引き込む筆力は流石と思える。そしておまけの過去のミステリィの作者の披露も、ファンにはたまらない。w2017/09/22

もぐもぐチョビたん

6
森江春策シリーズ(=^ェ^=)虚と実が交互に展開していき昇華させるという構成は面白い。海外古典ミステリの雰囲気もよく出ている。ただグランギニョールというわりには全体的にアッサリし過ぎている感がある。トリックもあまり好みじゃないかなぁ(^_^;)2015/01/06

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