出版社内容情報
キャリア・組織開発の大家E.H.シャイン。
プロセス・コンサルテーションやユング、エリクソンなどの心理療法の実践家と、会社や家族など幅広い組織へのセラピーの可能性を探る!
内容説明
フロイト派、ユング派、サリバン派、ミルトン・エリクソン派のセラピストやコンサルタント、そこにプロセス・コンサルタントが加わり、「人を助けるプロセス」とはなにかを探究した5年にわたるミーティングの成果である。基礎理論の異なるアプローチを検証し、すべての相違を超えて、コンサルティング・プロセスにある共通点を考察。シャイン先生へのインタビュー/訳者らによる座談会を収録!
目次
第1章 人間関係を助けるプロセス・コンサルテーション
第2章 組織の感情的側面―情報源としての感情の活用
第3章 トヨタを襲ったパニック―組織変化に応用される体系的短期療法(ブリーフ・セラピー)
第4章 家族システム療法―組織開発への応用にむけて
第5章 やりがいのある仕事―キャリアの内発的要求と外発的要求
第6章 組織セラピーに関するいくつかの省察
付録 エドガー・H・シャインに聞く
著者等紹介
シャイン,エドガー・H.[シャイン,エドガーH.] [Schein,Edgar H.]
1947年シカゴ大学社会学部卒業。1949年スタンフォード大学大学院社会心理学研究科修士課程修了。1952年ハーバード大学大学院社会関係研究科博士課程修了。William Alanson White Institute(NYネオ・フロイト派社会精神分析研究所)Post‐Doctoral Program修了。人間と機械のインターフェースの提唱者。現在、MIT Sloan School Professor Emeritus
尾川丈一[オガワジョウイチ]
1982年慶應義塾大学経済学部卒業。1993年慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程社会学専攻(所定単位取得退学)。1991年9月‐1992年8月スタンフォード大学医学研究科行動科学教室:MRI(Mental Research Institute)リサーチ・フェロー。2003年9月‐2005年8月William Alanson White Institute(NYネオ・フロイト派社会精神分析研究所)Post‐Doctoral Program修了
稲葉祐之[イナバユウシ]
2003年ケンブリッジ大学大学院ジャッジ・ビジネススクール博士課程修了、Ph.D.(Management Studies)。現在、国際基督教大学教養学部上級准教授
木村琢磨[キムラタクマ]
現在、法政大学キャリアデザイン学部准教授、民間企業勤務を経て、2009年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。2009年法政大学キャリアデザイン学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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