出版社内容情報
ソ連兵士の「神話」の裏に隠された実態とは? 手紙や日記、二百人の元兵士への取材によって、「戦争の真実」を暴いた労作。
【著者紹介】
ロンドン大学クイーン・メアリー・カレッジの歴史学教授。Night of Stone: Death and Memory in Russiaでハイネマン文学賞受賞、サミュエル・ジョンソン賞最終候補になる。「イワンの戦争」もトニー・ジャッド、サイモン・S・モンテフィオーレら歴史家から賞賛され、欧米各紙誌で高い評価を受けている。
内容説明
ナチ・ドイツに勝利した、赤軍の「神話」の裏に潜む、悪夢のような実態とは?手紙、日記、回想、退役軍人への聴き取り取材によって肉声を再現し、「戦争の真実」を暴いた画期的な労作。三千万人の兵士の物語。
目次
序章 戦争の真実
第1章 「革命行進曲」
第2章 全世界に広がる戦火
第3章 災厄の翼が羽ばたく
第4章 暗黒の戦争
第5章 「敷石一枚を争う市街戦」
第6章 国土の荒廃
第7章 兄弟愛に祝福あれ
第8章 歓喜と悲嘆、そして苦難
第9章 死体からの略奪
第10章 剣を収めて
第11章 そして記憶にすべてを刻み
著者等紹介
メリデール,キャサリン[メリデール,キャサリン][Merridale,Catherine]
ケンブリッジ大学で学び、現在、ロンドン大学クイーン・メアリー・カレッジの現代史の教授を務めている。Night of Stone:Death and Memory in Russia(2000)は優れたノンフィクション作品に授与されるサミュエル・ジョンソン賞の最終候補となった
松島芳彦[マツシマヨシヒコ]
1957年、東京生まれ。東京外国語大学ロシア語学部卒業後、共同通信社入社。モスクワ特派員(1992‐96)、ロンドン特派員(1997‐2000)、モスクワ支局長(2002‐2005)、編集委員、論説委員を経て、2010年から山形支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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