検察の罠

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検察の罠

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784537259414
  • NDC分類 327.13
  • Cコード C0095

内容説明

事実上、裁判自体がなくなった西松建設事件。検察による壮大な「でっち上げ」であり、捜査報告書の捏造で検察審査会を悪用した陸山会事件―。小沢一郎の政治的抹殺を狙った西松建設事件、陸山会事件の真実とは?参議院議員・森ゆうこの1000日に及ぶ検察、最高裁、マスコミとの闘いの記録。

目次

第1章 狙われた小沢一郎と検察の謀略
第2章 検察の闇、検察審査会の謎
第3章 卑劣な検察の罠
第4章 検察・司法官僚との闘いの日々
第5章 対決―真犯人は誰か
小沢一郎×森ゆうこ特別対談

著者等紹介

森ゆうこ[モリユウコ]
本名・森裕子。1956年、新潟県新津市(現・新潟市秋葉区)生まれ。新潟大学人文学部英文科卒業。在学中より、ディスカウントチェーンの創業に携わる。一男二女の子育てのかたわら、99年、横越町の町議選に初当選。町議会初の女性議員となる。2001年、参議院選挙(新潟県選挙区)に自由党公認で立候補し、初当選。2003年、民主党に合流。2007年、参議院選挙で再選を果たす。2011年9月、文部科学副大臣に就任(2012年4月辞任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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B-Beat

12
☆3年前の西松建設事件から今年4月26日の陸山会事件の無罪判決までの経緯を現役国会議員が書いた本。この本を読むとこの国の支配者は一体何物なのかと思わざるをえない。というか、この国が決して健全な民主主義の国ではなく、果たしてこのままでいいのかと子供や孫たちのためにも何かしなければと思えてくる。読書とは現実からの逃避では決してなく、現実をより理解把握するための手段として役立てていこうとの思いを新たにした次第。2012/06/16

加藤久和

4
小沢一郎氏に対する検察とマスコミが結託したうえでの猛攻撃を持ってしても小沢氏はなかなか陥落しない。その理由は小沢氏の政治的影響力の大きさにもよるであろうが、実は優秀で勇敢な一女性議員の影での活躍にあったことを知った。権力維持のためには捏造、改竄何でもありの検察官を前にして一歩も引かぬ森議員の追及はまさに圧巻。官僚支配に対抗し国民主権の砦を守り抜こうと奮闘する森議員の姿勢に敬意を表したい。小沢裁判に関し最高裁は最後に検察を切り捨てたのではないかという指摘は法務官僚と戦い抜いてきた者の言葉だけに説得力がある。2012/07/18

どりたま

3
小沢一郎という政治家はどうしても好きになれなかった。ただ私もマスコミの戦術に乗せられただけなのかもしれないと今は思う。この本で書かれている証拠の捏造のみならず捜査報告書の捏造まで行われていたことは知らなかった。他にも検察審査会の審査委員の選定方法など怪しいことが行われていたことも報道されていない。メディアは偏った報道をするものだと思っていたが、ここまでとは知らなかった。2012/08/29

都人

2
昔から小沢一郎は好きになれない。自分の「力」を誇示することはあっても、政策・議論といった政治家の面が見られず、政治屋だからだ。しかし「検察」も堕落している。それ以上に日本のマスコミは酷い。2012/10/16

Hiro

2
参議員議員の森ゆうこ氏が先日無罪判決が下された陸山会事件に関する最高の国家権力の一つである検察の在り方について、本人の体験をもとにその手法を追求していく内容。日本は三権分立であり一応民主主義国家という名の国家ではあるが、この本を読むとはたしてそうなのかと疑問を抱かざるを得ない。国権の最高機関である国会、また国民から選挙によって選ばれたいわゆる国民の代表である国会議員の人々で形成される国会、その国会で最も実力を有する政治家の一人である小沢一郎氏を政治的に抹殺しようとする手法の詳細が関係者との尋問などからいか2012/07/06

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