日本降伏―迷走する戦争指導の果てに

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日本降伏―迷走する戦争指導の果てに

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535586604
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C3021

出版社内容情報

天皇制国家・日本はアジア太平洋戦争に突入、1945年8月、「降伏」に至った。その過程で何があったのか。真の姿を浮き彫りにする


日本の戦争指導/「終戦」と「敗戦」

第1章 開戦を躊躇う 入り乱れる思惑
第2章 迷走の始まり 陸海軍間の角逐と妥協
第3章 混乱を深める 硬直する戦争指導
第4章 抗争を繰り返す 打倒工作から終戦工作へ
第5章 動揺する重臣たち 戦争の継続か終結か
第6章 戦争終結に舵を切る 終戦工作の開始と展開
第7章 昭和天皇を動かす 聖断方式採用の背景
第8章 動揺と決断と 「聖断」決定への経緯

おわりに


【著者紹介】
山口大学文学部教授

内容説明

あの戦争の終わらせ方、終わり方のなかに、戦後日本の原型がある。1945年、ポツダム宣言という形で「降伏勧告」を受けながら、結局ソ連参戦、原爆投下という外圧によってしか「終戦決定」に漕ぎ着けることができなかった日本の政治・政治指導の実態を丁寧な史料の読み込みを元に明らかにし、現在の政治・政治指導の根源を解き明かす。

目次

第1章 開戦を躊躇う―入り乱れる思惑
第2章 迷走の始まり―陸海軍間の角逐と妥協
第3章 混乱を深める―硬直する戦争指導
第4章 抗争を繰り返す―迷走する戦争指導
第5章 動揺する重臣たち―戦争の継続か終結か
第6章 戦争終結に舵を切る―終戦工作の開始と展開
第7章 昭和天皇を動かす―聖断方式採用の背景
第8章 動揺と決断と―「聖断」決定の経緯

著者等紹介

纐纈厚[コウケツアツシ]
1951年岐阜県生れ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、山口大学独立大学院東アジア研究科教授、山口大学理事兼教育学生担当副学長、政治学博士。近現代日本政治史・現代政治社会論、対アジア関係史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2022/12/23

秋津

1
開戦から「終戦」に至るまでの各局面において宮中、軍部、政府など、様々なアクターが(その内部におけるものも含め)主導権を巡って行動し、その結果様々な機会を逃し続けたという感じ。 「聖断」を巡る「天皇制支配国家の弱点を克服し、さらに非常事態を乗り越えるには、天皇の持つ大権にもまして、権威という超憲法的対応においてのみ可能であった」との著者の結論は明治憲法下の体制の致命的な欠陥を表しているなと。 後は最新の版では修正されているとは思いますが、誤植が多いかなーと。2017/09/14

sonsofmarket

1
終戦に至る政治的な経緯が良くまとめられている。著者は所謂「左」的な思想の持ち主であり、その点でやや偏りの見られる記述もある様に感じた。2014/03/07

kumonosuke

1
第二次大戦への突入、敗戦に至る状況、ポツダム宣言の受託の背景等が良く理解出来た。今更ながら事実はそうだったのかと自分の無知に気付いた。戦後タブーとなっているが、天皇の戦争責任がうやむやにされており、それが中国、東南アジア諸国との永年のわだかまりとして残されているものと思われる。ボタンの掛け違いの代償は大きい様な気がする。2014/03/03

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