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肥田舜太郎が語るいま、どうしても伝えておきたいこと―内部被曝とたたかい、自らのいのちを生かすために

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535586116
  • NDC分類 493.19
  • Cコード C1036

目次

内部被曝の実相―いまをどう生きるのか
第1部 原爆症、そして内部被曝への確信(原爆症との出会いまで;原爆治療からその原因究明へ;一九七〇年代半ば、国連へ、そして国際シンポジウム;スターングラス博士との出会い―「内部被曝」への確信)
第2部 核兵器廃絶運動から得た確信(なぜ、核兵器廃絶運動に取り組んだのか;海外で被爆の実相を訴える中で、得たもの、感じたもの;核兵器廃絶と内部被曝問題を訴え続ける意味)
いま、どうしても伝えておきたいこと

著者等紹介

肥田舜太郎[ヒダシュンタロウ]
1917(大正6)年1月1日、広島生まれ。1944年、医師として広島陸軍病院に赴任。翌1945年8月6日の原爆投下により、自身も被爆しながら、直後より治療活動にあたる。六〇〇〇人以上の被爆者治療の経験をふまえ、「ぶらぶら病」と呼ばれる症状や、内部被曝の影響について研究し、発言。また、被爆の実相を語る核兵器廃絶を訴える活動も行う。2011年3月11日以降も、さまざまなメディアでの発言のほか、自身の経験や内部被曝について、また、いのちの生かし方など、全国で講演を行っている

大久保賢一[オオクボケンイチ]
1947(昭和22)年1月1日、長野生まれ。弁護士。日本反核法律家協会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

6
「原発事故の最大の特徴は、それが放射線被害を伴うということにある」(ⅲ頁)。著者は原爆投下を直接体験する人でもある(同頁)。強烈な放射線は頭の毛根細胞が最初にやられる(52頁)。禿げを覚悟の時代。白血球をやられると口の中が腐敗(同頁)。恐ろしい。急性放射能症は高熱、出血、腐敗、紫斑、頭髪抜け(53頁)。重ね重ね恐ろしい。命と人権。この二つを自分で守り抜く以外ない。他人はこの二つを踏みにじる人もいるのである。なんということか。核=放射能の拡散防止としての条約違反、原発、という位置づけで輸出を阻止しないと。2013/12/25

ぴろし

0
読み終わったので、TLOへ。 「被曝商法?」 こらっ。2015/01/04

いけぽん

0
放射能被害への理解がなかなかつくられてこなかったことを改めて知りました。被爆者や核兵器廃絶の運動をしている方々にも。肥田先生のような立場の方の存在は本当に貴重です。2013/05/15

Hiroko Takeshita

0
この国では、人の命よりも別のことが優先されるような気がしていて。それは、組織だったり経済だったり、国だったりするわけだけれども。それに黙って従う国民性をうまく利用して、成り立ってきたわけですね、この国は。2013/03/15

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