世界で勝つブランドをつくる―なぜ、アメーラトマトはスペインで最も高く売れるのか

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

世界で勝つブランドをつくる―なぜ、アメーラトマトはスペインで最も高く売れるのか

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月06日 06時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532324476
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

出版社内容情報

どうすれば日本発の商品を世界ブランドに育てられるのか?
海外市場をめざす企業、必読!

○筆者が生産者とともにブランド構築を手掛けてきた高糖度トマト「アメーラ」。96年に静岡県で開発され、徹底した「品質管理」と「ブランド戦略」によって、市場の評価を高めてきた。アメーラの生産者は、9つの農業法人の集合体であるサンファーマーズという会社で、中小企業のブランド実践事例として岩崎氏の過去の著作でも紹介されてきた。

○アメーラは2019年からトマトの本場、スペイン・アンダルシア地方での生産・販売を開始し、快進撃を続けている。「Made in Spain by Japanese」、日本人による現地生産である。

○輸出しているのは、トマトそのものというより、「ブランド戦略」だ。アメーラは、スペインを代表する百貨店の野菜売り場に並び、スペイン国内では最も高い価格で売れている。

○欧州進出のきっかけは15年のミラノ国際万博の展示会だった。そこからブランドネーム、ロゴからパッケージデザインに至るまで、あらためて海外向けにブランド戦略を練り直し、現地生産・販売を開始した。

○本書では、「アメーララトマト」のスペインにおける実践プロセスと、海外諸国の消費者を対象に実施したオリジナル調査結果をふんだんに盛り込み、日本の中小企業や一次産品生産者向けに「海外におけるブランドづくり」の羅針盤を提示する。

○アメーラトマトの成功事例を中心に論じているが、農産物にとどまらず、海外市場に打って出ようと考えている中小製造業のマーケティングすべてに参考となる内容である。

小さな農業者グループがつくる日本初のトマトが、
なぜ、トマトの本場スペインで
もっとも高く売れるトマトになったのか?
日本企業、とりわけ中小企業が、
世界に通用するブランドをつくるには、
何をすべきなのか?
その答えを探索し、具体的に提示することが、本書の目的である。

【本書の内容から】
常識に「?マーク」をつけよう/日本は「トマト小国」/はじまりは「ミラノ万博」/ものづくりとブランドづくりを並行させる/輸出するのはトマトではなくブランド戦略/「標準化」と「現地化」の掛け算/ブランドづくりのベクトル合わせをしよう/強いブランドの3条件/中小企業でもブランドはつくれる/海外からみた日本の「強み」/生産国のイメージ/国境を超えるブランドの「軸」/AIでブランドはつくれない/引き算のブランドづくり/感性に訴える/ロゴ、パッケージ、ブランドネーム/ブランドづくりの「攻め」と「守り」/ヨコ展開を脱しよう/進化を続けよう

内容説明

小さな農業者グループがつくる日本発のトマトが、なぜ、トマトの本場スペインでもっとも高く売れるトマトになったのか?日本企業、とりわけ中小企業が、世界に通用するブランドをつくるには、何をすべきなのか?その答えを探索し、具体的に提示することが、本書の目的である。

目次

第1編 世界ブランドへの挑戦(常識に「?マーク」をつけよう;トマト小国からの大きな挑戦;海外進出のパターン)
第2編 世界ブランドになる条件(ブランドづくりのベクトル合わせをしよう;どうすれば世界ブランドが生まれるのか;海外から見た日本の強みは何か ほか)
第3編 世界ブランドを創造する(国境を越えるブランドの「軸」をつくろう;逆張りのブランドづくり;AIでブランドはつくれるか ほか)

著者等紹介

岩崎邦彦[イワサキクニヒコ]
静岡県立大学経営情報学部教授・学長補佐・地域経営研究センター長。専攻は、マーケティング。とくに、地域に関するマーケティング問題を主な研究テーマとしている。これらの業績により、日本観光研究学会賞、日本地域学会賞、世界緑茶協会O‐CHAパイオニア学術研究大賞、商工総合研究所中小企業研究奨励賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nhat

1
アメーラトマトという自社製品のブランド化までの過程や回帰分析を用いて、ブランディングのやり方やその根拠を示しており大変分かりやすかった。2022/11/01

Go Extreme

1
世界ブランドへの挑戦: 常識に「?マーク」をつけよう トマト小国からの大きな挑戦 海外進出のパターン 世界ブランドになる条件 どうすれば世界ブランドが生まれるのか 強いブランドを生み出す4つの要因 海外からみた日本の強みは何か 生産国のイメージが世界ブランドに与える影響 世界ブランドを創造する: 国境を越えるブランドの「軸」をつくろう 逆張りのブランドづくり AIでブランドはつくれるか 引き算のブランドづくり 世界ブランドは感性に訴える 世界に通用するブランドネームをつくる ブランドには「守り」も必要2022/01/26

黒猿

0
日本のトマトを海外でブランド化した方法。 自社のロゴ作りに参考にした。2022/12/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18943505
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。