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日経プレミアシリーズ
日本を救ったリフレ派経済学

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  • サイズ B40判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532262709
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C1233

内容説明

安倍内閣によるリフレ政策の採用以来、日本経済は劇的に好転した。20年来デフレに苦しんできたが、株価は急上昇し、企業業績も大幅に改善している。円安が実現し、生産も増加、失業率や有効求人倍率の改善も著しい。その基本理論であるリフレ派経済学とは、どんなものなのか。一般向けに明快・平易に解説。

目次

第1章 リフレ政策でこんなに変わった(好転する日本経済;生産、消費、投資、物価の動き ほか)
第2章 日銀デフレ理論の誤り(日本銀行の金融理論;貸出が伸びない限り金融政策は効果がない!? ほか)
第3章 それでも事実を認めない人々(リフレ政策への8つの批判;経済の好転は金融緩和と関係がない!? ほか)
第4章 アベノミクスはこの方向に進むべきだ(成長戦略の覚悟はあるか;成長率が大きく変化したことはある ほか)

著者等紹介

原田泰[ハラダユタカ]
早稲田大学政治経済学術院教授・東京財団上席研究員。1950年生まれ。東京大学卒業。経済企画庁海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事などを経て、現職。経済学博士(学習院大学)。著書に『日本国の原則』(07年石橋湛山賞)『昭和恐慌の研究』(共著、04年日本経済図書文化賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

13
☆☆☆★ リフレ派擁護本。いよいよアベノミクスの真価が問われる局面にあるが、考え方を今一度整理するには、まとまっていて良い内容と思う。2015/07/03

Humbaba

11
失業率が低いうちは、賃金を高めるよりは市場にあふれている労働力を同じ価格で手に入れることを選ぶだろう。企業の目的が利潤を上げることにある以上、それは仕方のない戦略といえる。だが、市場にある労働力は無限ではない以上、いずれはその水準では雇えなくなる。失業率が吸収された後に、賃金が高まり労働者の環境は更に良化する。2015/03/11

taroyan

3
日銀審議委員に選ばれた著者の新刊新書。著者独特の語り口でリフレ批判を淡々と斬っていく様は爽快感さえ感じる。アベノミクスの第一の矢である金融政策(リフレ政策)は着実に成果を上げていることをあらゆるデータを示し、反リフレ派がなぜこの実績を認めないのかという感覚でシンプルな解説を展開していく構成がよかった。そういう意味で第3章の「それでも事実を認めない人々」は必読。第4章の成長戦略の主張もかなり興味深い。いずれにしても、リフレ政策の誤解を解くための入門書としては必読の一冊ではないだろうか。2015/03/02

tacacuro

2
リフレ派の経済学がどんなもので、なぜ、どのように、また、どのぐらい日本経済を好転させるものなのかを、とてもわかりやすく、かつ、歯切れよく解説。特に、成長戦略のあるべき姿=規制緩和による自由化には、説得力がある。2015/05/31

ぶひん

2
様々なデータを用いてリフレ政策が有効に働いていることを説明してくれる良書。2014/11/29

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