日経ビジネス人文庫<br> 現代経済学の巨人たち―20世紀の人・時代・思想

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日経ビジネス人文庫
現代経済学の巨人たち―20世紀の人・時代・思想

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532190569
  • NDC分類 331.7
  • Cコード C0133

内容説明

ケインズ、シュンペーター、ハイエクからブキャナン、ベッカーまで、20世紀の資本主義経済に大きな影響を与えた20人の経済学者たち。彼らの人となりや時代状況を交え、それぞれの理論を現代日本の気鋭の学者、エコノミストが平明に読み解いた恰好の入門書。

目次

J.M.ケインズ―知性への信仰
J.A.シュンペーター―経済発展の本質をとらえる
F.A.ハイエク―人間は全能ではない
P.A.サムエルソン―科学としての経済学
M.フリードマン―マネタリズムの総帥
J.R.ヒックス―動学化の幕を切る
J.K.ガルブレイス―資本主義の暴走を憂う
R.F.ハロッド―現実的課題への挑戦者
K.J.アロー―素晴らしき洞察力
K.G.ミュルダール―平等を求めて
S.クズネッツ―実証経済学のエキスパート
F.モジリアニ―マネーの動きを追う
J.E.ミード―より良い社会の実現
J.M.ブキャナン―経済学に政治を取り込む
J.ロビンソン―イギリス・ケンブリッジ派の闘将
J.トービン―華々しい経済学討論の展開
W.レオンチェフ―産業連関分析の産みの親
L.R.クライン―マクロ経済学のモデル化
G.ベッカー―経済学は人間学
J.V.ノイマン―経済学を変えた二つの論文
経済学―時代とその役割

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

1
カタログ的内容ながら大家が概観出来て参考になった。ベッカーやノイマンについてはあまり知らなかったので良かった。2015/09/14

davi

0
日本経済新聞の連載に加筆・修正をし一冊の本にまとめたもの。今となっては執筆陣の政治力に目が眩む思いがしないでもない。20人の著名な経済学の巨人たちが紹介されているが、そのトリを飾るのがノイマンであるのが興味深い。2017/02/08

もっさん

0
それぞれのバックグラウンドを知るのに良い本。産まれた時代、国、環境が違えば思想は違っていたかも。2012/08/03

のりひろ

0
夜中にモノを食べて、胃が落ち着かず、10年ぶりに書棚から手に取った。2001年に文庫版を初版で購入していた様子。各章、わずかながらずつ思い出されて感慨深かった。 内容はむしろ経済学を専攻しなかった人にオススメ(日経新聞の延長)。2012/04/27

壱萬弐仟縁

0
ケインズ、ガルブレイス、ミュルダール、ベッカーの経済理論にかなり惹きつけられた。ケインズは経済学者の多面的人格像を主張し、ガルブレイスは歴史の視点を強調。また、ミュルダールの計画的な平等主義の意義は格差是正に役立つと思える。ベッカーの『差別の経済学』1957年は一度読んでいたい。2012/04/19

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