10皿でわかるイタリア料理

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532168742
  • NDC分類 596.23
  • Cコード C0077

内容説明

読めば読むほど、おいしくなる。ピザ、リゾット、パスタ―その作り方、実は「邪道」かも?日本人で唯一の「ガンベロ・ロッソ」調査員が贈る、新しいグルメ本。

目次

第1皿 生ハムとサラミ
第2皿 カプレーゼ
第3皿 アリオ・オリオ・エ・ペペロンチーノ
第4皿 カルボナーラ・スパゲッティ
第5皿 ペスト・ジェノヴェーゼ
第6皿 リゾット
第7皿 ピッツァ
第8皿 バーニャ・カウダ
第9皿 フィオレンティーナ
第10皿 ティラミス

著者等紹介

宮嶋勲[ミヤジマイサオ]
1959年京都生まれ。東京大学経済学部卒業。1983年から89年までローマの新聞社に勤務。現在、イタリアと日本でワインと食について執筆活動を行っている。イタリアでは2004年からエスプレッソ・イタリアワインガイドの試飲スタッフ、2006年からガンベロ・ロッソ・レストランガイドの執筆スタッフを務め、1年の3分の1をイタリアで過ごす。日本ではワイン専門誌を中心に執筆するとともに、ワインセミナーの講師、講演を行う。BSフジのTV番組「イタリア極上ワイン紀行」の企画、監修、出演を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

38
10皿のイタリア料理を通してイタリアを知ろう、というアイデアが楽しいです。日本料理だったら何を選ぶかな?と思いながら楽しみました。表紙はビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ。醬油をかけたくなっちゃいます。長寿の島・サルデーニャの特色が紹介されていないのはちょっと残念だったかなあ。他の国の料理もぜひ似た切り口で紹介してほしいです。…フルカラーだといいな…。2023/10/29

Yutaka Matsuzawa

15
イタリアは複雑で地域ごとに多様性のある国だ。アルプスのある北部からアフリカに近い南部と細長い地形。国家統一がまだ150年ほどで、その前は小国家の集まりゆえ地元愛が強い。その地域ごとの風土、地元民の気質を美味しそうなイタリア料理と地域色豊かなワインを切り口に解説している。食材自体が美味しいので調理がシンプル。しかし同じ料理でも地域ごとにこだわりがあるのが面白い。ワイン、チーズにも地域自慢の一品があるので調べたら面白そう。食の裏側を探って行くとその土地の地理、文化、歴史が見えてくる。面白かった。◎2023/12/15

たらこりっぷ

11
イタリア料理だけでなく、イタリアの人々や文化を丸ごとひっくるめて愛していることがよくわかります。食べつけているようでいても、パスタやピッツァのことにイタリアではどんな思いを込めているのか、知る機会はほとんどありません。日本人とは趣を異にする食への執着を垣間見ることができました。あぁ食べたい。ところで、読書メーターではこの手の本の感想が少ないですね。とってもいい本なんですが…2014/06/28

Salsaru

9
しあわせになる本であった。合わせるのにオススメのワインとか、紹介されてるし、素敵。2016/05/31

nizimasu

5
イタリア料理ってとっつきづらいなあと思っていたら、実はものすごい地域食の強いものなんだなあとこの本で知る。で、縦に長いイタリア地形だけにローカル色の豊かさが、ワインにも反映されていて、まあ正直、読んでいるとワインとパスタとか欲しくなるかもね。細かいメニューの名前ではなく、日本人が日本酒の地方色を把握することと近いのかも。そういう楽しみを知ったので、食生活がますます豊かになりそう。2013/07/13

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