出版社内容情報
金融機関は“企業化する農業”におけるビジネスチャンスを狙う立場でありながら、農業の発展を後押しする存在として期待されている。
中里 幸聖[ナカザトコウセイ]
著・文・その他
内容説明
カギは農業の組織化。「日本農業の復活」に期待される金融の役割とは。
目次
第1章 動き出す、日本の農業(いまも続く“戦後の農業”;食料自給率と就農人口の低下、そして高齢化の危機;農業参入を阻む、企業による農地取得の制限;“持続性のある農業”に生まれかわる)
第2章 農業に新しい風が吹く(攻めの「農業政策」;政府が農業を後押しする理由「地域活性化」;就農現場に訪れる変化の兆し;“企業化する農業”の実現法)
第3章 試される農業金融の変革(農業金融の変化;農業金融の主体であるJAバンクと日本公庫;A-FIVEの動き、民間金融機関のシェア拡大;変わりゆくJA)
第4章 成功する“企業化する農業”を見極める(経営の近代化と金融の関係;農業と金融の相乗効果、望ましい生産戦略;“企業化する農業”の見極め方 成功と失敗の可能性)
第5章 農業の“これから”(日本の農業の未来―産業としての農業と社会的役割;広がる、農業金融の可能性)
著者等紹介
中里幸聖[ナカザトコウセイ]
株式会社大和総研金融調査部主任研究員。日本証券アナリスト協会検定会員。1967年生、埼玉県出身。1991年慶應義塾大学経済学部卒、大和総研入社。企業調査第二部、経済調査部、(財)年金総合研究センター(現(公財)年金シニアプラン総合研究機構)出向、経営戦略研究部、金融・公共コンサルティング部を経て、2011年より現職。専門はインフラおよびインフラファイナンス、公共ファイナンス、農業金融など。専門に関連する記事を多くの専門誌に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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