出版社内容情報
顔の形状の老化のメカニズムを解明した著者が、老けた顔の要因、肌構造のメカニズム、老化に伴う変化などを解説。
内容説明
見た目の年齢を決める要因(ほうれい線、たるみ、シワなど)について、圧倒的に多くの図版を用いて、その実態や仕組みを丁寧に解説。顔の加齢変化の理解を深めるとともに、アンチエイジング研究の最前線がわかる必携の一冊。
目次
第1章 見た目年齢を決める要因―顔の加齢変化(見た目年齢とは何か;見た目年齢を決める要因;見た目年齢の男女の差)
第2章 見た目の老化が進む要因(皮膚の構造と構成要素;皮膚構造と構成要素の加齢変化;加齢による表情の変化;顔の形状を支える真皮のアンカー構造とその加齢変化;表情筋機能の低下;真皮の空洞化現象(Dermal cativation)
皮下脂肪層の変化)
第3章 見た目の老化を防ぐには(顔の老化を防ぐには;表情筋へのアプローチ;真皮へのアプローチ;真皮のアンカー構造へのアプローチ;表皮へのアプローチ;皮下脂肪組織へのアプローチ;顔の老化を計るには;細胞培養実験)
資料 化粧品技術者のための参考資料
著者等紹介
江連智暢[エズレトモノブ]
株式会社資生堂ライフサイエンス研究センター主任研究員。1990年4月入社。入社以来一貫してアンチエイジング領域の研究開発に従事。皮膚科学研究を基点に体系的なアンチエイジング理論を生み出し、多くの主力製品を開発。化粧品技術者の世界大会(IFSCC)で世界初の2大会連続で最優秀賞を獲得したほか、皮膚科学の国際学会、日本美容皮膚科学会、日本結合組織学会などの専門学会でも受賞。日本粧業会から功労賞を受賞。同社の研究開発の最先端で活動中。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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