内容説明
シェールガスがもたらす世界エネルギー市場への影響、特に、世界の天然ガス市場の需要、供給、価格等にどのような変化をもたらしたのか、現在米国の天然ガス市場等は実際どのような状況になっているのか、天然ガス市場が今後どのような展開となっていくと考えられるか、そしてそのように想定される将来に備えて日本にいる我々は何をどう考えなければならないか、現在入手できる情報をもとに考察。変わるエネルギー世界地図を読み解く!
目次
序章 そもそも革命を引き起こしたシェール資源とは?
第1章 シェール革命以前の石油及び天然ガス市場はどうだったか?
第2章 シェール資源は世界のエネルギー地図をどのように変えたのか
第3章 シェール資源が提示する世界石油需給シナリオ
第4章 シェール資源革命の日本産業への脅威
第5章 シェール資源革命の脅威に立ち向かえ
著者等紹介
野神隆之[ノガミタカユキ]
(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)上席エコノミスト。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、米国ペンシルバニア大学大学院およびフランス国立石油研究所付属大学院(ENSPM)修士課程修了。1987年石油公団入団。1995~97年通商産業省資源エネルギー庁国際資源課、2001~03年国際エネルギー機関(IEA)石油産業市場課に勤務後、石油公団企画調査部調査第一課長を経て2004年より現職。2007年より帝京大学客員准教授を、2010年よりJOGMEC石油調査部調査課長(現調査部エネルギー資源調査課長)を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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