目次
第1章 進化を続ける自動車技術(極限を目指すエンジン;持続性を支えるエコカー ほか)
第2章 自動車市場の成長を止めた4つの要因(要因1:郊外化の終焉;要因2:公共交通の魅力の向上 ほか)
第3章 モバイルサービスで移動需要をつかめ(革新技術の普及を止めるもの;新たな市場への取り組み ほか)
第4章 モビリティサービスが生み出す新ビジネス(2025年のモビリティ産業ビジョン;モビリティサービスが生み出すビジネス機会 ほか)
著者等紹介
井熊均[イクマヒトシ]
株式会社日本総合研究所執行役員創発戦略センター所長。1958年東京都生まれ。1981早稲田大学理工学部機械工学科卒業、1983年同大学院理工学研究科を修了。1983年三菱重工業株式会社入社。1990年株式会社日本総合研究所入社。1995年株式会社アイエスブイ・ジャパン取締役。2003年株式会社イーキュービック取締役。2003年早稲田大学大学院公共経営研究科非常勤講師。2006年株式会社日本総合研究所執行役員。環境エネルギー分野でのベンチャービジネス、公共分野におけるPFIなどの事業、中国・東南アジアにおけるスマートシティ事業の立ち上げなどに関わり、新たな事業スキームを提案(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kubottar
12
スマホで行きたい場所を入力すれば家の玄関前に自動運転カーがやってくる。そんな時代も遠くないのかもしれない。2014/03/20
T2C_
1
タイトルから考えられるような自動運転技術を主として紹介する類でなく、車業界を取り巻く環境→水素や電気自動車の展望→自動運転の展望、といった感じ。情報が少ない中で仕方ない面もあるのは理解できるつもりだが、特に終盤はもう少し定量性が欲しかった。2016/11/14
職人
0
自動運転について焦点があてられると思って飲み始めたが、タイトルを見なおしてみるとマーケットについてであり、自分が目的としている内容ではなかった。が、これまでのモビリティ技術の変遷と今後考えられる将来のモビリティの姿が垣間見えた瞬間であった。ただ、一つ個人的に気になったのは、後半の「賢い消費者が…」という表現である。正直、ハイブリッド車を買ってる層は、技術的な事はさておきとりあえず燃費が良ければいい、という購買理由だと思っているため。(もちろん、これは個人の感想であり事実ではない。2016/04/12