B&Tブックス
エネルギー維新―「フクシマ」後の戦略をデザインする

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784526067730
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C3034

内容説明

「3・11」は電源の安全性と安定性を根本から問い直した。震災後のエネルギー政策と温暖化対策をいかに整合させ、持続可能な自給型社会をどのように実現するか―いま、大きな決断を迫られている。

目次

第1章 エネルギーインフラ再整備をめぐって(世界と日本の電力料金;「自由化」「規制」と電力料金 ほか)
第2章 再生可能エネルギーは主役になれるか(日本の再生可能エネルギーの開発ポテンシャル;海外で再生可能エネルギーが使われている例 ほか)
第3章 地球環境問題をどう考えるか(熱が冷めてきたCOPへの取り組み;CO2は本当に気候変動の犯人か ほか)
第4章 エネルギー消費の失われた20年とこれから(エネルギー消費の「失われた20年」;「省エネで経済発展」へ発想の転換を ほか)
第5章 今後、日本はどうすればよいのか(20%の省エネ社会の実現(社会構造の変革)
バランスと安全保障を考えたエネルギー計画 ほか)

著者等紹介

福江一郎[フクエイチロウ]
三菱重工業株式会社特別顧問。1946年香川県生まれ。九州大学大学院工学研究科機械工学専攻修了。1971年三菱重工業株式会社入社。2001年高砂製作所長、2002年取締役高砂製作所長、2005年取締役常務執行役員原動機事業本部長、2008年取締役副社長執行役員を経て、2011年6月より現職。副社長時代は全社のエネルギー環境事業を統括(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

bookworm

0
エネルギー分野は、政府の決定や方針が大きなウェイトを占めることをひしひしと感じた。震災後の2011年の本だけれど、風力発電・EV車の促進など現在も変わらず残ってる課題が多い。特に印象的だったのは最近知ったIGCCが10年前から存在していたことと、欧州は再エネが進んでいるようだが、EU間での電力輸出入により、実は原子力発電での電力を輸入している場合があるため、数字だけに注目してはいけないということ。電力に関する組織やデータも多く発見できたので、それを元に10年後の現在の状況を調べたい。2021/05/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4339313
  • ご注意事項