内容説明
私たちが感じる“濃い薄い”“熱い冷たい”“速い遅い”…は、時間や場所とともに刻々と変わる物質や熱や運動の移動現象を感知しているのである。化学物質や熱、動力を扱う製造業のみならず、社会の広い分野でこの移動現象を把握しなければならない場面が多い。本書は身近な様々な例をもとに移動現象を定量的に把握する方法を教えた本である。
目次
収支のはなし
流束のはなし
対流のはなし
微分のはなし
拡散のはなし
積分のはなし
微分方程式のはなし
ラプラス変換のはなし
揮散のはなし
伝熱のはなし
反応のはなし
流れのはなし
非定常のはなし
偏微分方程式のはなし
経時変化のはなし
ベッセル関数のはなし
加熱冷却のはなし
著者等紹介
相良紘[サガラヒロシ]
1964年早稲田大学第一理工学部数学科卒業。日本揮発油(株)(現日揮(株))入社。1990年同社技術研究所長。1993年同社参与、エンジニアリング要素技術開発部長。1994年同社参与、システム技術部長。1998年同社参与、品質安全環境監理部長。1999年国立宮城工業高等専門学校理数科教授。現在、法政大学環境応用化学科ほか非常勤講師。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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