出版社内容情報
プレス加工現場では高品質や納期厳守を維持したうえで、より一層のコスト削減が求められている。本書は、現場に見られるムダを省く一方、費用をかけないでより効率的な生産システムが構築できるようにした現場改善のための実務書。
目次
第1章 短期計画を完遂し営業利益を確保(基本方針と改善に対する考え方;年間改善計画の立案;年間計画による目標の必達)
第2章 7つのムダ発見で現場のムダが見える(作り過ぎのムダ;不良のムダ;在庫のムダ;運搬のムダ;作業のムダ;手待ちのムダ;動作のムダ)
第3章 現場を変える6つの効率化(安全効率化;管理効率化;副資材効率化;材料効率化;設備効率化;エネルギー効率化)
第4章 人と機械の効率化(順送プレス加工の活人化;可動率向上改善;2工程プレス加工活人化)
第5章 生産性を向上させる簡易自動化(レールの簡易自動化;タップ加工の簡易自動化)
著者等紹介
磯野信雄[イソノノブオ]
有限会社テクノツー代表取締役。1968年関東学院大学工学部機械工学科卒業。30数年間一貫して金属加工を主体にプレス、溶接、組立関係の製造・生産技術生産管理・保全・生産現場改善・安全衛生業務に従事。1998年旧労働省委託研究事業で動力プレス機械構造規格等の見直しに関する検討委員会委員。現在はプレス加工を主体に多数の企業のコンサルタントを行い生産現場改善と安全改善は事例になるまでフォローしている。安全衛生診断、公開セミナー講師、就業制限業務の安全衛生教育講師等を行っている。資格:労働安全コンサルタント(機械)、第三種電気主任技術者、第一種電気工事士、第二種電気工事士、公害防止管理者、経営士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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