出版社内容情報
化学プラントの設計にあたっては、設計者はそれぞれの制約条件を受けて、最適効率がでるようにさまざまなプロセスを検討する。本書は化学工業の根幹である、蒸留プラント設計について、実際にその設計に携わった著者がその基本およびコツをわかりやすく解説した書。
目次
1 化学工業とプロセス装置(基礎化学品原料の製造工程;天然ガス処理設備 ほか)
2 プロジェクトとエンジニアリング(プロジェクトの流れ;技術開発の流れ ほか)
3 基本計画と基本設計(基本計画の概要;基本設計の手順と要点)
4 蒸留プラントのプロセス設計(LPG発生源とLPG精製装置;プロセス設計の手順と実際 ほか)
5 蒸留プラントの基本設計(LPG精製装置のプロットプラン;基本設計の手順と実際 ほか)
著者等紹介
相良紘[サガラヒロシ]
1964年早稲田大学第一理工学部数学科卒業。日本揮発油(株)(現日揮(株))入社。1990年同社技術研究所長。1993年同社参与、エンジニアリング要素技術開発部長兼開発プロジェクト部長。1994年同社参与、システム技術部長。1998年同社参与、品質安全環境監理部長。1999年国立宮城工業高等専門学校理数科教授。現在、法政大学環境応用化学科、神奈川工科大学応用化学科、日本大学物質応用化学科非常勤講師。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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