出版社内容情報
低価格・量産型の製品は、究極の見込み生産で、売れに同期して生産するということが難しかった。クラシエフーズでは、そこにトヨタ生産方式を応用して導入、「毎日売れる分だけ作る」というジャストインタイムを実現した。本書は、このKPSの手法を具体的な事例をもとにわかりやすく解説。
内容説明
全品種毎日(顔出し)生産を実現した新生産改革手法「KPS」とは?600日の挑戦と実現ノウハウを公開。
目次
第1章 今なぜKPS(クラシエ・プロダクション・システム)が必要なのか
第2章 生産現場の課題を見つける
第3章 製品の毎日の「売れ」を知り、生産「タクトタイム」を知る
第4章 改革に取り掛かる
第5章 プロセス型生産ラインでの改革パターン事例
第6章 生産ライン改革の実例
第7章 KPS管理原価とは
第8章 改革成功のための4つのドライバー
第9章 KPS生産改革の成果と展望
著者等紹介
村上三平[ムラカミサンペイ]
1974年名古屋工業大学計測工学科卒業、鐘紡(株)に入社。生産技術研究所、食品研究所、技術管理本部、研究管理本部、新規事業開発本部を経て現在クラシエホールディングス(株)(2006年のグループ再編に伴い、旧カネボウの主要事業を引き継いだ会社)CPO(最高生産責任者)兼クラシエフーズ(株)専務執行役員(生産管理・OEM・品質保証所管)。この間、新製品設備開発、国内新工場建設・海外生産拠点構築、工場FA化、TQC、ISO9001/14001品質・環境管理、新規事業開発プロジェクト事務局等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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