読むだけで力がつく自動制御再入門

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784526052507
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C3053

内容説明

本書は、自動制御の代表的な制御方式であるフィードバック制御の入門書であり、もう一度勉強したい読者のための再入門書である。第1部はフィードバック制御の基本からボード線図の作成方法、ボード線図に基づいた安定判別法について説明する。第2部は、自動制御についてもう少し深く勉強してみたいという方のために、一歩進めて“システム制御”という切り口で、伝達関数表現に必要不可欠なラプラス変換とその使い方について説明する。次に、伝達関数表現と対象的な状態変数表現について具体的に説明し、最後に、根軌跡法の作図法について説明する。第3部は、自動制御の具体的な例としてPID制御の実習について取り上げた。

目次

第1部 フィードバック制御(自動制御とフィードバック制御;ブロック線図;周波数伝達関数 ほか)
第2部 システム制御(伝達関数表現とラプラス変換;状態変数表現;根軌跡法)
第3部 制御の実習(PID制御の実習)

著者等紹介

臼田昭司[ウスダショウジ]
1975年北海道大学大学院工学研究科修了。1975年工学博士。1975年東京芝浦電気株式会社(現・東芝)などで研究開発に従事。1994年大阪府立工業高等専門学校システム制御工学科教授、現在に至る。山東大学(コントルール学院、中国・山東省)客員教授、華東理工大学(中国・上海)客員教授。専門は電気・電子工学、計測工学、光学分野の教育用教材の開発と活用法など。研究は独立型太陽電池制御システム、LEDを応用した光触媒、センサ応用、その他企業との奨励研究や共同開発を推進
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