内容説明
放送の総デジタル化が進むいま、テレビ局、メーカー、そして行政のあるべき姿を探る一冊。
目次
序 デジタル放送時代に向けたデッサンの必要性
第1章 見直されるべき、わが国の放送行政(放送と通信の融合に必要なこと;産業振興の視点を持たずにきたことの弊害;縦割り行政、伝送路を区別することの意味不明;アナログ停波は国策ではなかったのか)
第2章 地上波デジタル、抱える難題の数々(語られぬ真相;ユニバーサルサービスについての議論)
第3章 試練の衛星デジタル放送、コンテンツ戦略(明暗分かれたか!?二〇〇二年;不安視され始めたBSデジタル放送の未来;東経110度CS放送の開始;イーピーの課題)
第4章 ブロードバンド対応の行方(各社の思惑とブロードバンドの将来像)
著者等紹介
西正[ニシタダシ]
1958年東京都生まれ。82年東京大学法学部卒業後、同年三井銀行(現三井住友銀行)へ入行。91年日本インベスターズサービスへ出向、94年さくら総合研究所(現日本総合研究所)へ出向し、同社メディア調査室長。2001年4月より日本総合研究所調査部メディア研究センター所長
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