出版社内容情報
日本のかつての労使慣行であった終身雇用と社員の会社への忠誠心は今や風前の灯といわれる.横河電機はこうした世の風潮に挑戦するかのように「首切りしない」「一生働ける」環境づくりを進める.なぜ,どのように実現したのかを詳述.
内容説明
高齢者の働く自由を力に変える!生涯現役会社のつくり方。
目次
第1章 生涯現役―高齢者会社がなぜ必要か
第2章 エルダー会社の条件―高齢者の力をどう活かすか
第3章 雇用確保宣言―企業の社会的責任とは何か
第4章 日本的経営の底力―解雇なきリストラの発想
第5章 定年以後―心豊かなセカンドライフを目指して
著者等紹介
新井千玖摩[アライチクマ]
1936年東京都生まれ。横河電機に入社後、労働組合役員を歴任。横河グループの福祉と健康問題に携わる。92年横河エルダー代表取締役社長に就任、2000年7月より顧問を務める。地域の社会福祉事業にも参画し、95年から武蔵野高年齢者職業経験活用センター評議員、現在は常務理事。その他、武蔵野社会保険委員、東京社会保険協会理事・同武蔵野支部長、武蔵野市国民健康保険運営協議会委員(保険者代表)を務める。長年の経験から高齢者の労働と社会福祉全般に深い見識をもつ
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