出版社内容情報
短絡的なスケープゴート論や単なる弱者切り捨て論に陥ることなく,土建国家構造を改革し,日本最大の産業の一つである建設業「ゼネコン」が先進的な付加価値産業として生き残っていく,再生のシナリオを提示する.
内容説明
「建設業」再生の処方箋。短絡的なスケープゴート論や単なる弱者切り捨て論に陥ることなく、土建国家構造を改革し、建設業が先進的な付加価値産業として生き残っていく、再生のシナリオを提示する。
目次
第1章 なぜいま、ゼネコン再生か(ゼネコンとはどんな産業か;本質的な問題は土建国家問題)
第2章 市場は大丈夫か(公共事業は大丈夫か;民間向け建設市場は大丈夫か;日本的取引慣行は続くのか;海外市場に可能性はあるのか;可能性のある市場はないのか)
第3章 ゼネコン再生に向けて(日本のゼネコンは弱いのか;建設会社が増えたのは誰のせいなのか;生き残りのために何をしたらいいのか;政策は何をすればいいのか)