出版社内容情報
《内容》 分子遺伝学の著しい発達により,近年多くの疾患の遺伝的背景が分子レベルで次々に解明されている.その診断技術の臨床応用が急速に進む中で,遺伝医学の重要性はますます高まっている.今改訂では,新編集体制のもと内容を見直し全面的に書き改めた.本書は,遺伝医学の基礎から先端医療への応用までを系統的に学べる医科遺伝学教科書の決定版.
内容説明
本書では、古典的遺伝学、新遺伝学、さらに、遺伝医学のもつ生命倫理の基本概念を紹介する。
目次
第1章 遺伝医学の基本(医学における遺伝学の役割;Mendel遺伝;多因子遺伝 ほか)
第2章 分子レベルの遺伝学(DNAと遺伝子;遺伝子変異;ヒトゲノム)
第3章 疾患の遺伝学(ヘモグロビン異常;先天代謝異常;内分泌疾患 ほか)
第4章 臨床遺伝学(遺伝性疾患のみかた;遺伝子診断;遺伝子治療 ほか)