内容説明
19世紀末のカタロニア人建築家、アントニ・ガウディは、独創的で卓越した建築作品をつくり、永久にその名を歴史に刻みました。サグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・ミラ、そしてカサ・バトリョは今も人々を驚愕させ、賞賛を受け続ける真の傑作です。本書はガウディの仕事へのオマージュとして、彼のもっとも偉大な作品群を素晴らしい7つのポップアップにしました。このポップアップからガウディの卓越した妙技と才能を存分に味わえるでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
先日義母が行ってきてハガキをくれたので、オタマさんがおぼえていた。色々小ネタを披露したら喜んでおられましたが、姫は空腹で倒れそうだったため感想はそこまでだったのでした。2018/05/20
♪みどりpiyopiyo♪
15
19世紀末のカタロニア人建築家、アントニ・ガウディの最も偉大な作品群を7つのポップアップにしました。■立体物の写真をポップアップにするなら、前景と遠景を分けて、写真では前景の影になっている遠景の部分を補完した上で組み立てて欲しいところですが、この本では、前景部分を切り出した物を、前景も遠景も一緒の普通の写真に重ねただけで、拍子抜けしました。■そんな中では「グエル公園の高架橋」だけが前景と遠景を切り分けて組み立てられてて、「そうそう これだよ! 見たかったのはこーいうのだよ☆」って思いました。(2012年)2017/10/06
ゆーかり
14
ガウディ建築(グエル公園、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリア)のポップアップ絵本。曲線とトレンカディス、陶器工場の廃材や不良品、タイルを砕いた不規則な破片を使ったモザイク。教会も迫力だけど、グエル公園の波状ベンチや高架橋も好き。あそこで誰かがフルートを吹いていたのを思い出す。カサ・ミラの屋上はこんな風なのか、面白い。サグラダ・ファミリアはガウディ没後百年の2026年に完成予定とあるが、いつまでも常に建築中と言うのも良いような気もする。2016/01/23