工業化と金融システム

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工業化と金融システム

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  • サイズ A5判/ページ数 258p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784492651452
  • NDC分類 338.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

工業化と金融システムの関係を、経済成長を達成した日本、そして工業化に成功している東アジア諸国も含めて検討し、工業化と今後の金融改革のあり方を考える。

目次

第1章 技術移転・工業化と金融システム(技術移転と学習;市場の失敗;工業化過程における金融システムの役割;企業機能と投資行動;途上国の成長と資源配分の効率性)
第2章 途上国の金融システムの現状(東アジア5カ国の金融構造の概観;金融的貯蓄の動員;工業化資金の供給;金融システムの効率性と安全性;国際収支危機と国内金融システム;累積債務問題;債務 輸出比率の安定条件と債務国の長期的返済能力;キャピタル・フライトと国内金融市場)
第3章 日本における金融システムの発展(戦前期金融システム;高度成長期金融システム;インフォーマル・クレジット市場の均衡について;戦前期におけるマネー・マーケット;戦前期における内外金利連関度の計測;1970年以降における金融自由化)
第4章 途上国における金融改革(1980年代における金融改革の背景;金融改革の現状;今後における金融改革;インフレ・ファイナンスの限界)