キャッシュマネジメント入門―グループ企業の「資金の見える化」

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キャッシュマネジメント入門―グループ企業の「資金の見える化」

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492602188
  • NDC分類 336.82
  • Cコード C3033

出版社内容情報

本書はキャッシュ(現金)マネジメントの基礎知識を解説。グローバル化で複雑になった資金繰りマネジメントは企業の死活を握る。

入門書の決定版
リスクマネジメント、税務戦略、運転資本管理、
資金調達、人材、ネットワーク……関連するポイントもすべて網羅。

キャッシュマネジメントとはなにか?
キャッシュフローと、それに伴い発生する資金の過不足(資金ポジション)を効率的にマネジメントすることを指す。
具体的には、国内外のグループ会社を含めて、資金繰り、在庫、売掛回収、支払いサイトの調整、為替、社内価格振替制度、税金などを考慮して現金ベース(入金・出金)で管理することを指す。

制度会計やコーポレート・ファイナンスとの違いで言えば、次のようになる。
・キャッシュマネジメント
→半年から1年先までの意思決定。資金管理、資金繰り、現金出納などの実務的な業務や資金計画、為替管理、金利管理等の意思決定に関わる業務。
・制度会計
→過去の期間ごとの記録。会計原則、会社法、金融取引法等のルールに則ってすでに行われたことを記録する。
・コーポレート・ファイナンス
→2年~10年先までの意思決定。企業が資金調達し、その資金を配分して企業価値を高めるための効率的な財務戦略。

欧米のグローバル企業に比べ、日本企業のキャッシュマネジメントへの対応は遅れている。本書はリスクマネジメント、税務戦略、運転資本管理、資金調達、人材、ネットワークなど関連するポイントもすべて網羅した入門書となっている。財務管理者は必読の1冊。

序章 キャッシュマネジメントの目的と背景
第1章 経営と財務リスクマネジメント
第2章 グループ経営とキャッシュマネジメント
第3章 税務戦略とトレジャリー
第4章 運転資本管理と資金調達
第5章 短期資金予測の理論と実務
第6章 会計とキャッシュマネジメント
第7章 組織と人材
第8章 コーポレート・ファイナンス、キャッシュマネジメント、会計の関係
第9章 キャッシュマネジメント・システムとコンピュータ・ネットワーク

【著者紹介】
西山 茂(ニシヤマ シゲル)
早稲田大学商学研究科ビジネススクール教授
公認会計士。1984年早稲田大学政治経済学部卒業。監査法人ト-マツに入所し、監査業務を担当。1990年ペンシル ベニア大学ウォートンスクール経営学修士課程修了。帰国後、監査法人トーマツの監査部門および国際投資 コンサルティング部門に所属し、株式公開やM&Aなどのコンサルティング業務を担当。95年西山アソシエイツを設立し代表に就任。M&Aや株式公開を はじめとする財務戦略立案・実行、経営管理体制構築、人材研修等のコンサルティング業務に従事する。2000年早稲田大学経営専門職大学院(ビジネスス クール)助教授に就任し、現在教授。

内容説明

リスクマネジメント、税務戦略、運転資本管理、資金調達、人材、ネットワーク…関連するポイントもすべて網羅。入門書の決定版。

目次

序章 キャッシュマネジメントの目的と背景
第1章 経営と財務リスクマネジメント
第2章 グループ経営とキャッシュマネジメント
第3章 税務戦略とトレジャリー
第4章 運転資本管理と資金調達
第5章 短期資金予測の理論と実務
第6章 会計とキャッシュマネジメント
第7章 組織と人材
第8章 コーポレート・ファイナンス、キャッシュマネジメント、会計の関係
第9章 キャッシュマネジメント・システムとコンピュータ・ネットワーク

著者等紹介

西山茂[ニシヤマシゲル]
1961年生まれ。早稲田大学政経学部卒。ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA修了。監査法人トーマツ、西山アソシエイツにて会計監査・企業買収支援・株式公開支援・企業研修などの業務を担当したのち、2002年より早稲田大学。2006年より早稲田大学大学院(ビジネススクール)教授。学術博士(早稲田大学)。公認会計士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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