核戦争の瀬戸際で

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核戦争の瀬戸際で

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784490209785
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C1031

内容説明

核兵器による破滅の日は、すぐそこまで来ている!核戦争の危機は、冷戦終結とともに消滅したわけではない。60年代のキューバ危機、90年代の北朝鮮危機に深く関与した元アメリカ国防長官が、安穏と暮らす我々へ警鐘を鳴らす。

目次

もしワシントンで核テロリズムが起こったら
キューバ危機、核の悪夢
天空の火
ソビエト核ミサイルの脅威
シリコンバレーの原風景
国防次官への就任要請
「相殺戦略」とステルス技術の登場
アメリカの核戦力強化
核警報、軍縮、そして失われた核不拡散の機会
外交官としての国防次官〔ほか〕

著者等紹介

ペリー,ウィリアム・J.[ペリー,ウィリアムJ.] [Perry,William J.]
1927年生まれ。第二次世界大戦後に米国陸軍の一員として東京と沖縄に滞在。沖縄本島北部の地図作製に携わる。復員後にスタンフォード大学を卒業、同大学院修士課程修了(数学)、ペンシルベニア州立大学博士課程修了(数学、Ph.D)。64年に防衛関連企業ESLを創業、社長に就任。77年カーター政権の国防次官(研究・エンジニアリング担当)に就任。93年にクリントン政権の国防副長官、94年に国防長官に就任。退任後も「核なき世界」を実現するために活動を続けている

松谷基和[マツタニモトカズ]
1975年福島市生まれ。東北学院大学教養学部言語文化学科准教授。東京大学総合文化研究科、ハーバード大学大学院博士課程修了(東アジア研究、Ph.D)。早稲田大学アジア研究機構助手、東北大学大学院経済学研究科准教授などを経て、現職。専門は韓国キリスト教史、日韓関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

61
元アメリカ国防長官による、アメリカの核戦略の記録。「核戦争が現実に起こっていないのは、すごく幸運だからであって、実際に起こっていても全然おかしくはなかった」とアメリカ国防長官経験者に言われると、誰も反論できない。著者は実際にロシアとの核削減を取り組んでいたけど、2018年発行の本書で東欧のNATO参加については、強い懸念を示している。「それはプーチンを刺激しすぎると強く主張したが、クリントン大統領を止められなかった」と書いている。結局、今回のウクライナ侵攻を見ると、その通りだったんだな。2022/03/25

まーくん

45
世界には人類を何度も破滅させる量の核兵器が存在している。’50,’60年代の冷戦下、米ソが核実験を繰り返していた頃、いつか核戦争が始まるのではという不安感が存在した。今はそれほどは感じないが本当だろうか?クリントン政権で国防長官を務めたペリー氏が生涯をかけ実務者として取組んだ核廃絶・削減について綴る。ソ連邦崩壊時、ウクライナなど旧構成国に残された核兵器を、ロシアと協力関係を築き解体・除去し核拡散の危機を未然に防いだ。しかし著者が反対した東欧諸国の性急なNATO加盟などにより、再び米露は対立することになる。2019/01/18

禿童子

36
クリントン政権の国防長官だったペリー氏の回顧録。今から思えば牧歌的な時代。ウクライナがロシアから独立し、旧ソ連時代の核ミサイルを放棄して1994年にミサイルサイロを破壊してヒマワリの種を蒔くエピソードが印象的。しかし、ペリー氏はその後のNATOの東方拡大が急すぎたために、ロシアを刺激してグルジア(現ジョージア)、クリミアへの侵攻につながったと考えている。ウクライナ侵攻も予想していただろうか。在任中に北朝鮮の核開発への侵攻が米国の机上プランにあったが、元大統領カーターの特使に金日成が譲歩して未遂に終わる。2022/03/20

Tui

26
C.セーガンの『核の冬』を愛読してた(黒歴史)高校時代を思い出しながら読んだ。懐かしいテーマだと言いたいけど、残念ながら核戦争になる可能性は冷戦の頃と比べて、減らないどころかさらに増しているようで。元国防長官である著者が語る「核の脅威を抑える」とは…何とも不思議な表現だ。核そのものの存在は必要悪として認めつつ、最悪の事態が起こらないよう策を講ずる思考。欺瞞ともいえる。そのゴールはどこにあるのだろう?長崎以降ひとつの核爆弾も使用されることなく完全な核兵器廃絶が実現することを願う(がひどく難しいことは確か)。2018/03/29

BLACK無糖好き

19
著者はクリントン政権時の1994-96アメリカ国防長官. 退任後も核兵器廃絶に向けた活動を続けており,本書の出版もその活動の一環. NHKで放映された『ペリーの告白』を観て本書の事を知った. 自己業績回顧録の要素も強いが期待通りの内容. ◆個人的に興味を引いたのは米ロ関係の推移,とりわけ著者が国防長官時代の東欧諸国のNATO加盟に纏わる米国政権内での対ロシアについての思惑. 早急なNATO拡大に慎重な著者の意見も,ゴア副大統領の即時加盟論に屈する. ロシアの姿勢が変わり始める一つのきっかと位置づけている.2018/06/02

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