内容説明
核兵器による破滅の日は、すぐそこまで来ている!核戦争の危機は、冷戦終結とともに消滅したわけではない。60年代のキューバ危機、90年代の北朝鮮危機に深く関与した元アメリカ国防長官が、安穏と暮らす我々へ警鐘を鳴らす。
目次
もしワシントンで核テロリズムが起こったら
キューバ危機、核の悪夢
天空の火
ソビエト核ミサイルの脅威
シリコンバレーの原風景
国防次官への就任要請
「相殺戦略」とステルス技術の登場
アメリカの核戦力強化
核警報、軍縮、そして失われた核不拡散の機会
外交官としての国防次官〔ほか〕
著者等紹介
ペリー,ウィリアム・J.[ペリー,ウィリアムJ.] [Perry,William J.]
1927年生まれ。第二次世界大戦後に米国陸軍の一員として東京と沖縄に滞在。沖縄本島北部の地図作製に携わる。復員後にスタンフォード大学を卒業、同大学院修士課程修了(数学)、ペンシルベニア州立大学博士課程修了(数学、Ph.D)。64年に防衛関連企業ESLを創業、社長に就任。77年カーター政権の国防次官(研究・エンジニアリング担当)に就任。93年にクリントン政権の国防副長官、94年に国防長官に就任。退任後も「核なき世界」を実現するために活動を続けている
松谷基和[マツタニモトカズ]
1975年福島市生まれ。東北学院大学教養学部言語文化学科准教授。東京大学総合文化研究科、ハーバード大学大学院博士課程修了(東アジア研究、Ph.D)。早稲田大学アジア研究機構助手、東北大学大学院経済学研究科准教授などを経て、現職。専門は韓国キリスト教史、日韓関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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