出版社内容情報
著者亡きあと夫人が遺されたアイディアをもとに書き上げたのが本書。ファンタジー界のディケンズに例えられる、幻想文学の最高峰〈ゴーメンガースト〉幻の最終刊ついに刊行。
内容説明
“ゴーメンガースト”はもともと三部作として構想されたものではなかった。著者は第四部を構想しアイディアを遺していた。夫亡きあと、夫人が書き上げた。故郷を離れたタイタスは彷徨を重ねる。奇矯な人々に出会い、様々な出来事に遭遇するも、安住の地を見いだせず、終わりなき探索を続けるタイタス。ディケンズに譬えられる、幻想文学の最高峰シリーズ幻の最終刊刊行。
著者等紹介
ピーク,マーヴィン[ピーク,マーヴィン] [Peake,Mervyn]
1911年、中国で生まれた。国籍はイギリス。1923年にイギリスに戻り、絵本Captain Slaughterboard Drops Anchorを出版。その後数多くの幻想怪奇小説の挿絵を描いた。第二次世界大戦後、“ゴーメンガースト”三部作の執筆に精力を傾注。四作目のための覚書を残して1963年に病死した
ギルモア,メーヴ[ギルモア,メーヴ] [Gilmore,Maeve]
1917年生まれ。イギリスの画家、彫刻家で作家。1937年にマーヴィン・ピークと結婚。亡き夫が残したわずかな覚書をもとに“ゴーメンガースト”三部作の続編『タイタス・アウェイクス』を執筆。1983年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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