出版社内容情報
ミツバチによる道路の占拠! サメが凶器の殺人事件! ラスベガスで起きるもめごとは、きょうも規格外のものばかり。巨大ホテルのトラブル処理係ラッキーの活躍、第2弾。
内容説明
カジノホテル“バビロン”で働くラッキーのもとには、絶えず無理難題が持ち込まれる。大通りを占拠したミツバチの大群を撃退したと思ったら、今度は容疑者となった友人を救うため、悪名高きオッズ屋がサメの水槽に投げ入れられて殺された事件を独自に調べることに。だが、被害者に関する思わぬ事実が判明して…!?歓楽の都を颯爽といく行動派ヒロインの活躍、シリーズ第二弾。
著者等紹介
クーンツ,デボラ[クーンツ,デボラ] [Coonts,Deborah]
テキサス出身。年齢非公開。自身で興した事業のほか、弁護士業や全国誌でのユーモアコラム執筆などの多彩な活動を経て、2010年に長編『私の職場はラスベガス』で作家デビューを果たす。現在はラスベガス在住
中川聖[ナカガワショウ]
1961年生まれ。英米文学翻訳家。東洋大学文学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
11
さくさくと♪楽しめるんだけど、ラッキーのプライベート面がちとねぇ。次作は読むかなぁ?2015/01/27
寧々子
7
ロマンス>お仕事>ミステリーは第1弾から変わらず、左側に比重が増しているように思えた。 前作では途中でミステリー要素は諦めラッキーの恋とお仕事を楽しみましたが、この調子でずっとシリーズが続くのだと思うと・・・ 矢継ぎ早に起こるトラブルと恋愛模様が幅を利かせているので、事件はおざなりって印象になっちゃうんです。 しかも事件の動機も真相も粗いからミステリーとして面白さはほぼ皆無! ラスベガスの華やかさや喧噪は味わえるし、ラッキーが次々と問題を処理していくエピソードは面白いけど、新刊追いはやめようかな。2014/07/31
熊猫
6
ドタバタでゴージャスで甘々でほのぼのでハラハラで。 となればミステリがちょっと弱くても仕方が無いというもの。 女性のための読むアメリカン・ドリーム(文字通り!) 2014/08/17
ちー
6
前作は、事件がごちゃごちゃしていてついていくのが大変と思って読んでたけど、今回は慣れたのかあっという間に読めた。やっぱりラッキーかっこいい。2014/07/09
いつみ
4
ラッキー第二弾。前回も思ったけど登場人物多いよなあ。みんなしてなんやかんやであるし。ミツバチに殺人にゲイにフォーカスにロマンスに浮気にボクシングに…と相変わらず忙しい展開。こうなると殺人事件がなくても大勢に影響なさそうな。面白くサクッとは読めるんだけどね。日常あんな回りくどい会話をするのは私には無理だわ。2015/08/25