感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
セウテス
55
〔再読〕バンコランシリーズ第3弾。ドイツライン川沿いに建つ古城、髑髏城。かつて魔術師と呼ばれた男が住んでいた。彼の死後、対岸の別荘に住む俳優が、何故か髑髏城から火だるまになって転落する。ドイツの捜査責任者アインハイムと、バンコランの推理戦が中々いい。二人の対抗意識が巧く表現され、話の緊張感を高めていて、いかにもカー氏の世界だと思う。今回のバンコランは勝ち負けより大人の判断、賛否は分かれるでしょうがいい味を出している。この作品のパスティーシュとして、加賀美雅之氏の「双月城の惨劇」と読み比べるのも面白いです。2015/07/26
Yuji
14
一部ファンに熱狂的支持を持つ著者の余り読まれていない本作に挑戦。(恥ずかしながら私、嗅煙草入れしか読んでおりません)カー、良いです。推理小説の王道です。おどろおどろしい雰囲気。ライン河ほとりの古城。名探偵バンコランの活躍(パタリロで有名なバンコランの引用はここであった!)(知らなかった。。)2016/08/22
Tetchy
13
確かに犯人は解らなかった。カー特有の怪奇趣味が横溢してもいる。秘密の通路も今回は多めに見よう。が、しかしそれら全てをもってしても、こちらの知的好奇心をそそらなかった。2009/01/14
**くま**
12
探偵役はバンコラン。初期の作品ということもあり、ちょっと堅苦しい、エンタメとして成熟していない印象。でも訳はお上手・・・新旧のカー作品の訳を読んでて思うのは、古い訳でも上手な翻訳者さんが訳していれば読みやすい! 新しい訳でも下手な翻訳者さんだと読みにくい(笑)。この作品は人気の宇野利泰さんの訳で、古いのに安定の読みやすさです。ミステリとしては全然大したことないですが、火だるま殺人、吊り下げられた腐乱死体、など恐怖を漂わせる雰囲気は最高です。髑髏そっくりの城もなかなか好み。ゴシックロマン好きなので・・・。2014/04/09
VAVA
7
バンコランさんスゲェ職権濫用。でもそこがいい2014/08/07




