出版社内容情報
じつは著者初の書評集。デビュー以来13年分の書評がぎっしり詰まった本書で評された(切られた?)本は700冊近い。ずっしり時代が収まった決定版。
内容説明
デビュー以来14年間、各紙誌で書きまくった膨大な書評の集大成。扱った本は約700冊、扱った著者は約650人。ジャンルは小説、エッセイ、文芸評論、日本語論、読書案内、社会評論、歴史、文化、趣味と多岐にわたり、90年代半ばからゼロ年代までの日本の読書界が一望のもとに見渡せる。内容別の目次と書名・著者名索引も充実。どこからでも読める特別編集。文庫化に当たり自著解説を書下ろし。
目次
小説と随筆の本
文芸評論と日本語の本
本のある生活
社会評論と歴史の本
文化と趣味の本
著者等紹介
斎藤美奈子[サイトウミナコ]
1956年新潟生まれ。文芸評論家。94年、『妊娠小説』(筑摩書房/ちくま文庫)でデビュー。文芸評論、社会評論、書評などを幅広く執筆。2002年、『文章読本さん江』(筑摩書房/ちくま文庫)で第1回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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