出版社内容情報
じっと動かない植物の世界。しかしそこにあるのは穏やかな癒しなどではない! 昆虫と病原菌と人間と。苛酷なバトル・フィールドに大接近!多様な生存戦略に迫る。
内容説明
じっと動かない植物の世界。しかしそこにあるのは穏やかな癒しなどではない!植物が生きる世界は、「まわりはすべてが敵」という苛酷なバトル・フィールドなのだ。植物同士の戦いや、捕食者との戦いはもちろん、病原菌等とのミクロ・レベルでの攻防戦も含めて、動けないぶん、植物はあらゆる環境要素と戦う必要がある。そして、そこから進んで、様々な生存戦略も発生・発展していく。多くの具体例を引きながら、熾烈な世界で生き抜く技術を、分かりやすく楽しく語る。
目次
第1ラウンド 植物vs.植物(厳しい競争社会;もっと光を ほか)
第2ラウンド 植物vs.環境(戦うのも大変だ;戦わない戦略 ほか)
第3ラウンド 植物vs.病原菌(健康グッズの立役者;体にいい植物成分 ほか)
第4ラウンド 植物vs.昆虫(毒殺の歴史;植物の化学兵器 ほか)
第5ラウンド 植物vs.動物(巨大な敵の登場;恐竜の食害を防ぐ ほか)
第6ラウンド 植物vs.人間(果実を食べる哺乳動物;人類の誕生 ほか)
著者等紹介
稲垣栄洋[イナガキヒデヒロ]
1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専攻は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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