ちくま新書<br> タブーの正体!―マスコミが「あのこと」に触れない理由

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タブーの正体!―マスコミが「あのこと」に触れない理由

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  • サイズ 新書判/ページ数 268p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480066459
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0236

出版社内容情報

電力会社から人気タレント、皇室タブーまで、マスコミ各社が過剰な自己規制に走ってしまうのはなぜか? 『噂の眞相』元副編集長がそのメカニズムに鋭く迫る!

内容説明

どれだけ重大な事実であろうと、マスコミが口を閉ざしてしまうことがある。大物政治家の不正疑惑、大手企業が引き起こした不祥事、有名タレントの薬物使用疑惑…。「報道の自由」を掲げながらも、新聞やテレビ、出版各社が、過剰な自主規制に走ってしまうのはなぜか?『噂の眞相』副編集長時代に右翼から襲撃を受けた経験を持つフリージャーナリストが、闇に葬られた数々の実例を取り上げながら、ネット時代の今もメディア・タブーが増殖し続けるメカニズムに鋭く迫る。

目次

序章 メディアにおけるタブーとは何か
第1章 暴力の恐怖―皇室、宗教タブーの構造と同和タブーへの過剰対応(私が直面した右翼の暴力;皇室タブーを生み出す右翼への恐怖;皇室タブーからナショナリズム・タブーへ;宗教タブーは「信教の自由」が原因ではない;同和たぶーに隠された過剰恐怖の構造;同和団体と権力に左右される差別の基準)
第2章 権力の恐怖―今も存在する政治家、官僚タブー(政治権力がタブーになる時;メディアが検察の不正を批判しない理由;愛人報道、裏金問題で検察タブーはどうなったか;再強化される警察・財務省タブー)
第3章 経済の恐怖―特定企業や芸能人がタブーとなるメカニズム(ユダヤ・タブーを作り出した広告引き上げの恐怖;タブー企業と非タブー企業を分かつもの;原発タブーを作り出した電力会社の金;電通という、もっともアンタッチャブルな存在;ゴシップを報道される芸能人とされない芸能人;芸能プロダクションによるメディア支配;暴力、権力の支配から経済の支配へ)
第4章 メディアはなぜ、恐怖に屈するのか

著者等紹介

川端幹人[カワバタミキト]
1959年和歌山県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。自販機本編集、映画の脚本家などを経て、伝説のスキャンダル雑誌『噂の眞相』の副編集長に。すべての編集・取材を統括すると同時に、皇室論、検察スキャンダルなどを執筆、多方面で話題となる。2001年には編集長の岡留安則氏とともに右翼団体の襲撃を受け、負傷。同誌休刊後はフリージャーナリスト兼編集者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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真香@ゆるゆるペース

141
皇室・宗教・同和・検察・ユダヤ・原発・芸能プロダクションなど、メディアが特定の話題を避ける理由や実例を挙げ、タブーの実態に迫っている。タブーは、日頃「表現の自由」を掲げるメディアが、暴力・権力・経済(カネ)に屈し、物理的な圧力に恐怖を感じて過剰な自主規制に走った結果。 我々はフィルター越しの偏った情報を受け取っているにすぎず、もはや何を信じたら良いのか分からなくなる。世の中の醜い部分が垣間見え、読み終えたあと複雑な気持ちになったけど、そういうものだと割り切り、真実を見極める力をつけるのが賢いんだろうな。2020/08/01

やすらぎ🍀

64
恐らくほとんどが真実なのかもしれません。メディア目線で何がタブーなのか書いてありますが、ここに記したくなくなるくらいの内容……今までの認識をはるかに越えてきました。 「利益共同体から生み出されるタブー」という構図は理解できました。 情報と上手く接するには、メディアニュースをそのまま受け取らず、ある一面だけではなく多面的に確認することが必要。そして、自分の頭で情報を整理するには、読書が一番適しているのかなと思います。 次は少しリラックスできる本を読みたいです。2020/11/03

GAKU

56
あの『噂の真相』の元編集長が書いた1冊。同和、宗教、皇室、検察、政治家、大手企業、芸能プロダクション等々、それぞれの報道タブーが実例を挙げて書かれている。建前は『報道の自由』と謳っても、結局のところ殆どのマスコミは「経済(金)」、「権力」、「暴力」に屈し、報道を規制、自粛しているのが現状。そのような中で、右翼襲撃、数々の名誉毀損訴訟にも屈しなかった、「噂の真相」は気骨ある雑誌でした。毎月必ず読んでいた私としては、休刊になってしまったのは大変残念でした。こちらも中々興味深い1冊でした。 2018/12/10

ごへいもち

42
こういうのを読んでいると片付けとか部屋の掃除なんかしてる場合じゃない!という気になる。東電とか強制的に徴収している電気料金でこんなことやってるのかと思うと腹立たしい2013/05/06

おいしゃん

31
タブーに真っ向からぶつかって「噂の真相」を編集した著者による、魂のタブー論。週刊誌の衰退というのも、こういう視点から見ると社会の損失なのかもしれない。2019/11/13

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