内容説明
ニート問題から財政赤字、平成不況まで、いかにももっともらしい議論がメディアを飛び交っている。じつは国民的「常識」の中にも、根拠のない“ダメ議論”が紛れ込んでいる。そうした、人をその気にさせる怪しい議論を、どのようにして見抜くか。そのための五つのチェックポイントを紹介し、実例も交えながら、ダメな議論の見抜き方を伝授する。論理思考を上手に用い、真に有用な情報を手にするための知的技法の書である。
目次
第1章 常識は「何となく」作られる(「常識」とは何か;なぜこの本を読もうと思ったのですか? ほか)
第2章 ダメな議論に「気づく」ために(場の「空気」による支配;もっとも単純な対応法 ほか)
第3章 予想される「反論」に答える(「真の幸福」論法;「データは現実を表していない!」 ほか)
第4章 現代日本のダメな議論(思考の練習問題;「最近の若者」批判のダメさ加減とは? ほか)
第5章 怪しい「大停滞」論争(バブル悪玉説のここがヘン;バブルは日本だけではない! ほか)
著者等紹介
飯田泰之[イイダヤスユキ]
1975年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得中退。現在、駒澤大学経済学部専任講師。内閣府経済社会総合研究所、参議院第二特別調査室等で客員研究員を歴任。専攻は経済政策。共著『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社)で第47回日経・経済図書文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



