ちくま新書<br> 悪文―裏返し文章読本

ちくま新書
悪文―裏返し文章読本

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480056320
  • NDC分類 816
  • Cコード C0281

内容説明

本書では、文章の構想の立て方から句読点の打ち方の勘どころに至るまで、さまざまな悪文の要素を列挙し、文章の自己点検をおこなう際のチェックポイントを示した。悪文矯正の作法と心得の秘訣をわかりやすく説いた小辞典ふう文章読本。相手の心に素直に届く文章をめざす人のための一冊。

目次

文章作法書のひろがり
自分に合った本を選び出すヒント
悪文の正体
悪文の諸相
構想の致命傷
展開の混乱
執筆態度できまる悪文
読み手への配慮
わかりにくさの自覚
あいまいさの確認〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

14
昔、岩淵悦太郎さんの「悪文」を読んで、かなり文章を書くときのプラスになった覚えがあります。この中村先生の新書版もそれに劣らずわかりやすく書かれています。反面教師的な感じがしました。2014/01/22

猫丸

11
他の類書を大量に研究された方の著作。であれば、従来の文章指南書にない新基軸を期待するところだが、残念ながらそれは裏切られた。こういう本をマジメに書くと、誰が書いても面白いものにはならないようだ。小説家が勝手な美文・悪文論を展開してくれれば、何ヵ所かは役に立つ処方箋も見つかる。しかし国語学方面の学者さんによる文章論は、どうしても月並な内容に終始しがちであり、これは致し方ないことだろう。(今回は標準文章論の本なので、いつもの異常な分裂質文体でなく、教科書的レビューにしました)2023/11/08

May

6
書き手が、読み手に誤解されることなく、かつすんなりと理解してもらうための良文を書く上での作法と心得を網羅的に26章にまとめる。同種の本は出版当時も数多くあったが、「網羅的」な点を特徴とするらしい。また、悪文(=へたな文章)ではあっても、意図してそのような書き方をしているのであれば、その悪文は名文でありうるとする態度も特徴かもしれない(良文の駄文も当然ある)。作家ではない私だからこそ気をつけなければならないことが数多く指摘されている。本を読むだけで書く文章が良くなるわけではないから、実践あるのみ。2024/01/14

がっち

6
こんな文章はいやだといったような本である。文章をしっかり伝える形で書くというのはとても難しいと感じる。 文章が文章であるためには文法や流れを意識しなければならない。2013/06/19

仮名

5
悪文をタイプ別に分析して、悪文にならないように書くための手引きを探る本。一応「手引き」っぽくなってはいるけれど、悪文というテーマのエッセイのようでもある。この本自体はユーモアのある文章でとても読みやすい。巻末に悪文要素の索引があるのが面白い。2011/02/22

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