なぜ、あの人に部下はついていくのか―最新脳科学が明かすリーダーシップの本質

ディミトリアディス，ニコラオス〈Ｄｉｍｉｔｒｉａｄｉｓ，Ｎｉｋｏｌａｏｓ〉/サイコギオス，アレクサンドロス【著】〈Ｐｓｙｃｈｏｇｉｏｓ，Ａｌｅｘａｎｄｒｏｓ〉/日向 やよい【訳】

大和書房（2017/02発売）

• サイズ B6判／高さ 19cm
• 商品コード 9784479795582
• NDC分類 336.3
• Cコード C0095

出版社内容情報

リーダーにカリスマ性はいらない！脳科学の知見を応用したノウハウで、誰でもカンタンに優秀なリーダーになれる！イケアや、世界最大の食品企業ネスレなど、国際的企業でコンサルタントを務めた著者が明かすリーダーシップの教科書！

内容説明

チームのやる気を引きだすには？価値観の違うメンバーを、どうまとめる？優れたリーダーは、「脳のしくみ」を知っている。若手から管理職まで！これまでの常識をくつがえす、リーダーシップの新常識！

目次

第１の柱　思考（パワフルな脳がパワフルなリーダーを作る；明晰な頭脳が揺るぎない方向性をもたらす；優れた遂行能力が人を引きつける）
第２の柱　感情（豊かな感情が、よい決断を生む；正しい感情、正しい行動）
第３の柱　脳の自動制御（「直感」が、問題解決につながる）
第４の柱　人間関係（人脈が成功を呼ぶ；脳に配慮したコミュニケーションが説得力を高める）
未来と脳とＢＡＬアプローチ

著者等紹介

ディミトリアディス，ニコラオス［ディミトリアディス，ニコラオス］ ［Ｄｉｍｉｔｒｉａｄｉｓ，Ｎｉｋｏｌａｏｓ］
経営、リーダーシップ、ニューロマーケティング、コミュニケーションの分野のコンサルタント兼講演家。ギリシャにあるシェフィールド大学国際学部経営者育成センターのプログラム作成担当指導教官として、エグゼクティブＭＢＡならびに修士課程で教鞭を執る。コンサルタントとしての受賞歴を持ち、イケア、ネスレ、ホルシム、ピエールファーブル、バンカ・インテーザ・サンパオロといった国際的ブランドと仕事をした経験がある

サイコギオス，アレクサンドロス［サイコギオス，アレクサンドロス］ ［Ｐｓｙｃｈｏｇｉｏｓ，Ａｌｅｘａｎｄｒｏｓ］
リーダーシップと複雑系、組織の行動と変化を専門とする研究者兼コンサルタント。ハル大学ビジネススクール准教授、南東ヨーロッパリサーチセンター客員研究員、リバプール大学マネジメントスクールのグノーシスリサーチグループ準研究員を務める

日向やよい［ヒムカイヤヨイ］
１９４９年生まれ。東北大学医学部薬学科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[jorge70]

タイトルの問いにはほとんど解を提示していない。部下の脳内活動について科学的に解き明かす必要があると思うが、リーダー側の分析ばかりだ。不思議に思って原題を読むと「リーダーの神経科学」。なるほど、タイトルの邦訳のからくりであった。成人後も脳はしなやかさを維持しているため、いつまでも学ぶことができるし学ぶべきだ。恐怖によるマネジメントは、片足でアクセルを踏み、もう片方でブレーキを踏んでいるようなもの。マネージは理屈一辺倒ではなく共感が重要。共感しているつもりで、自分自身の心理状態を相手に投影しているだけではだめ

2017/07/09