内容説明
今日が昨日になる前に。恋は抱きあったからって終りじゃない。大切なものがわからなくなったら自分以外の人がみんな輝いて見えたら、この本を開いてください。大丈夫、疲れた心によく効きます。
目次
寂しさ、このやっかいなもの
愛されなかったことを卑屈に思わないで
終わった恋にピリオドを打つには
輝きたいの
思い出を壊す時
それでも優しい男が好きですか
いい人であることが自分を追い詰めてゆく
他人の恋は自分の恋の参考にはならない
今の生活、そんなに不満ですか
照れてはいけない、恥ずかしがるのはいいけど〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆこっぴ
5
思わず手帳に一文をコピーして貼っちゃいました。あっさり系で、はっとさせられるようなことも。この作家さん自体み興味はありませんでしたが、他の作品も読んでみたい!!!2010/10/06
kaizen@名古屋de朝活読書会
3
「さよなら」を言う場面についての考察が、 一つの側面をより深く掘り下げることにより、 多面的な対応が可能な立場を築こうとしているのかもしれない。 自分のため、読者のための両方に配慮している筆運び。 偉いなと思う。2013/03/15
shima
2
唯川さんは恋愛小説!!ってイメージが強くて エッセイがあるなんて知りませんでした(汗) これを読んで結局、「さよなら」って何を教えてくれるんだっけ? って思ったけど、「さよなら」をかみしめなければならないときがあるってことに少しだけ納得できた気がしました。 いろんなエッセイがあるみたいなので また何か読んでみようと思いまーす。2011/07/02
みぃ
2
彼氏ともうだめかもという時に読んで、自分の気持ちに気づかせてくれた本。素晴らしいです、女性の方々にぜひ読んでほしい。唯川恵さんは初めて読みましたが大当りでした。2011/05/03
うる
1
著者の本はこちらが初めてである。主に愛に纏わるテーマで様々なエッセイが書かれている。OL時代の生活での実体験や解りやすい例等を用いて書かれており、読みやすく感じた。 現在恋愛をしており、将来に不安を感じている私に背中を押してくれた本である。2020/08/01