出版社内容情報
「“間”を味方につけろ」「笑いには種類がある」「話しかけるときは文脈で」「独演会名人になるな」「個性は結果だ」…立川流真打が書く話術の神髄!
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kimi
52
「今」だから、江戸の知恵を学んでみたくて読みました。間、滅私奉公、宵越しの金は持たぬ。2015/12/09
Nazolove
16
同県にすまれているので親近感を持っているわけではないが、面白そうなので手に取って読んでみた作品である。 まさかRTされているとは! ごめんなさい師匠、同門の志の輔師匠の独演会は行ったのですがまだ師匠の入ったこともありません(笑)。 実際の内容だが、ところどころ心の声もあり使える内容ありで大変勉強になる話であった。 むしろ会話うんぬんより書かれた師匠の独演会に行ってみたいなぁ、と思わせるような作品であった。(笑) ただまだ彼の前作2つ読めてないので次は是非とも読んでみたいと思った。2015/10/15
nstnykk9814
14
パートナー衝動買い本。落語好きなので多少期待して読んだが、あざとさと、中身の薄さが鼻につく代物。おまけに死んだ談志に頼りすぎ。タイトルだけで売れてるらしい。2015/11/01
Nazolove
11
久々再読本である。(勉強もかねて) 実は初めて学んだ話し方の勉強でやっていたこととほぼ同じことが書かれていたので師匠の本もうちょいちゃんと読んでおけばよかったな、と思いながら読ませていただいた。 私も今考えてみると自分のことを客観的に見ていたつもりでいたが、まだまだ足りないのかもしれない、と実感した。 現代のスムーズ、スマート、早いが一番、なんて思っていたのだが、たまにはのんびり、間を楽しむ、ということも味わえる大人になっていけたらいいなと思った。2022/12/17
じんべえざめ
9
文句なしに面白い。後半はイッキ読み。類似本に柳家花禄師匠の『落語家はなぜ噺を忘れないのか』がありますが、同じようなタイトルだけど、問いが全然違いますよね。談慶師匠の結論は一つの視座に過ぎないでしょうが、哲学的な深い問い。答えなんてないのではないでしょうか。わたし自身もどうしてこんなに面白いのか?問われると戸惑ってしまいます。その他"スキ"に関する考察には唸りました。"スキ"って天然って意味でもいいのだろうか。それにしてもわたしはスキのない男だ。あまりに客観的で冷静に過ぎる。学ぶことの多い1冊だった。2020/11/23