出版社内容情報
名画が生まれた場所へ、パリから列車旅!
フランスコミック旅行記第2弾!
大のモネ好きの著者が、画家ゆかりの地をめぐるコミック旅行記。
生前モネが住んだ家や、手をかけていた庭、作品の画題となった浜辺や風景、花々たち。
パリから列車に乗って、ジヴェルニーやル・アーヴルなど4都市を旅行。
地方ならではのフランスの雰囲気とモネの作品の背景が楽しめる旅本です。
内容説明
愛してやまない印象派の画家、モネの聖地へ―!大学では西洋美術史を専攻し、モネを主人公とした漫画を描くほどモネを愛してやまない著者がゆかりの地を目指して、フランスのノルマンディー地方・3泊4日の列車旅へ。名画のモチーフとなった風景や住んでいた家、美しく守られた“睡蓮”の庭…。絵画の世界観を楽しめる臨場感たっぷりの旅コミックエッセイです。
目次
モネの足跡をたどる旅 計画編
モネの足跡をたどる旅・1日目 ヴェトゥイユ
モネの足跡をたどる旅・2日目 ジヴェルニー
モネの足跡をたどる旅・3日目 ルーアン
モネの足跡をたどる旅・4日目 ル・アーヴル
旅のおまけ
著者等紹介
にしうら染[ニシウラソメ]
漫画家。女子美術大学芸術学科で西洋美術史を専攻し卒業。ゲーム会社でグラフィックデザイナーとして働く傍ら、漫画家として活動を始める。2014年に独立。フランスを舞台にした漫画、旅エッセイなどを多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
40
自力で交通、宿泊を日本で予約。「どうしても行きたい」という強い気持ちが無いと面倒に感じてしまいます。にしうらさんのモネ愛を感じました。また、紀行文ではなく漫画なのもわかりやすくて楽しかったです。モネで驚いた点、その1は絵本が有る!読みたい。美しい庭の絵を描いた画家は多いが、美しい庭を造った画家はそうはいない。睡蓮の庭、私も見たい。「旅する前は、絵や写真の中でだけ存在している風景が、今は歩いた感覚、空気や音を知っている」この感慨が大きかったのが伝わってきました。2024/08/08
Eri
11
三泊四日でモネの足跡をたどる旅。 電車でのハプニングだったり、行きたかったところが閉まっていたりもするのだけれど、そういうことを悲痛にならずにサラッと描いていて素敵。 もちろん、モネの旅も素晴らしくて、あの絵に描かれた風景を、今でも見ることができるのが素晴らしいと思う。涙が出てくるのも分かるなあ。2024/04/25
bluelotus
10
★★★★☆ ヴェトゥイユ→ジヴェルニー→ルーアン→ル・アーヴル、そして日帰りでアルジャントゥイユまで!とかなり羨ましく参考になるモネ旅だった!それにしてもあちこちお休みな感じで、日本の便利さが異常なのか?とも(笑)2024/02/03
ぽけっとももんが
7
三泊四日に絞ってあるから内容も濃くておもしろい。誰もが憧れるジヴェルニーのモネの庭やモネの住んだ家などを巡る旅。それにつけても絵が描けるとは羨ましいことである。スケッチすることで景色を自分に取り込むことができる、これは写真ではまったく無理なことで。翻訳アプリがあれば心強いのは間違いない。2024/05/26
Hiro
6
文章ではなく漫画なので余計旅の仕方が具体的に分かりやすく説明されていてとても参考になる。実は私もちょうど同じ頃パリからジヴェルニーへ列車とバスを乗り継いでまごつきながら旅行しモネの庭を楽しんだ。帰り道を間違えて危うくバスに乗り遅れそうになったことを懐かしく思い出す。ここに出てくるように列車の指定席は日本と違って向こうでは殆ど尊重されてなくて大抵誰かに占領されているようだ。私もドイツで同じ目にあってどいてくれと言えなかった。同じ車両に指定席とそうでない席が混在しているせいか。いっそ全席指定にしてほしいが。2024/01/21
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