内容説明
不況、就職難。さらに少子化、負け犬、そして婚活…。働く女性を取り巻く環境は、ますます厳しくなりつつある。実際に職場で起きた出来事や雇用問題から、働く男の胸のウチや働くお母さん、そしてクリニックに来る女性たちの声まで、「働く女のリアル」を伝えます。
目次
1 働く女、目下のなやみ
2 実力と外見、求められてもねぇ
3 恋愛も、結婚も!
4 働くお母さんのリアル
5 働く男の胸のウチ
6 ゆるく、しなやかに
著者等紹介
香山リカ[カヤマリカ]
精神科医、立教大学現代心理学部教授。1960年7月1日北海道札幌市生まれ。東京医科大学卒。学生時代より雑誌等に寄稿。その後も臨床経験を生かして、新聞、雑誌、テレビで社会批評、文化批評、書評なども手街け、現代人の心の病について洞察を続けている。専門は精神病理学だが、テレビゲームなどのサブカルチャーにも関心をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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KT
5
色々な見方をするようにしよー。 まだまだ、女が仕事で生きて行くのはしんどいなー。2014/08/15
かさ
4
北海道新聞に連載されたコラムをまとめたもの。ほとんどの話が一つの見開きに収まる分量であり、ちょっとした時間に気軽に読める。コラムに書くネタのほとんどは香山リカさんが日々の仕事や生活で気になると感じた事柄から採られている。女性たちの、どのようなことを考え、どのようなことで悩んでいるか、という胸のウチが紹介されるが、この本がなによりも書いているのは、医者として、あるいは大学の教員として働きながら様々な人や考えに出会う香山リカ自身の胸のウチである。2016/05/25
elle
2
女性にまつわるコラム集。数ページで終わってしまうので、もっと語って欲しいなぁなんて思う。12016/02/13
yummy
2
わかりやすかったが、自分でも薄々は気がついている内容が多かったので、もう少し真相真理を着いたものを読みたいなあ…。2014/06/23
はなっち
2
読んでいて、何度も「あるある」と思った。年代的に生き方がバラバラになってきたと実感。周りとの関係にも変化が出てきた。後悔はしてないけど、これでいいのかと思う日々。でも、どのように生きてもみんな悩むんだと思うと、少し安心するような、逆に救われないような…。もう少し解決法策も見出だして欲しかったな。2013/06/16