内容説明
女帝、愛人、DV、離婚。揺れる首相官邸。戦後の政治をリードしてきた宰相たちの家庭での素顔とは?マスコミの報道やイメージとは異なる「本当の総理像」とは?妻をはじめとする家族や関係者の貴重な証言をもとに、新たな「知られざる事実」を照らし、戦後政治史の「あの事件の真相」に裏側から迫る。
目次
第1部 権力宰相の時代―「敗戦」「安保」「高度成長」の激動期(吉田茂・「ワンマン宰相」と「二人妻」;鳩山一郎・「名門宰相」と「才色兼備夫人」;岸信介・「昭和の妖怪宰相」と「亭主操縦型女房」 ほか)
第2部 修羅の宰相の時代―「権力二重構造」と「抗争」のはざまで(田中角栄・「今太閤宰相」と「八歳年上妻」;三木武夫・「バルカン宰相」と「女丈夫妻」;福田赳夫・「王道宰相」と「ハラのすわりピカ一女房」 ほか)
第3部 迷走宰相の時代―「政界再編」から混迷の二十一世紀へ(海部俊樹・「レンタル宰相」と「コウセイ夫人」;宮沢喜一・「秀才宰相」と「才媛妻」;細川護煕・「殿様宰相」と「活発妻」 ほか)
著者等紹介
小林吉弥[コバヤシキチヤ]
1941年、東京に生まれる。政治評論家。早稲田大学第一商学部卒。永田町取材歴約四十年を通じて抜群の確度を誇る政局・選挙分析、歴代実力政治家を叩き台にした指導者論・組織論への評価は高い。講演、執筆、テレビ出演など多岐にわたって活動中。田中角栄研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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