つい、怒ってしまう人の心理学―「怒りの習慣」に振りまわされない法

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478710661
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0011

内容説明

つい、「カッ!」となって損をしていませんか?人は怒ると、カッとして見境のない2歳児なみになってしまう。すると、人の中に潜んでいた「怒りの習慣」が首をもたげ、相手をコントロールしたり攻撃するばかりか、結局は自分自身をも攻撃してしまう。そうした「怒りの習慣」を正しく認識させ、段階的に克服していくプロセスをわかりやすく多くの事例で示す。

目次

人は、なぜ怒るのか
怒りは、「自分への警告」ととらえよう
怒りへのウォーミングアップ
「不幸な気持ち」コンテスト
人をコントロールしようとする苦悩
コントロールに代わるアプローチ
怒りを「痛みのシグナル」として解釈しよう
秘密主義と効果的なコミュニケーション
自制のために「怒り」を用いる悪循環
良心の呵責と罪悪感
自発的に生きよう
「怒りの習慣」を打ち破る

著者等紹介

セメルロース,カール[セメルロース,カール][Semmelroth,Carl]
心理学博士。ミシガン州で、25年間にわたりメンタルヘルスに関わっている

スミス,ドナルド[スミス,ドナルド][Smith,Donald E.P.]
ミシガン大学教育心理学名誉教授。数多くの著作やジャーナル掲載などの執筆活動を手がけている

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960生まれ。精神科医。アメリカ・カール・メニンガー精神医学校国際フェロー。老年精神医学、精神分析学(特に自己心理学)、集団精神療法学を専門とする。日本初の心理学ビジネスのシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済学)。国際医療福祉大学教授(精神医学・臨床心理学)

新里聡[シンザトサトシ]
琉球大学卒業後、米国ブリガムヤング大学大学院にて教育学リーダーシップ修士課程を修了。米国で大学講師、世界的ベストセラー『7つの習慣』セミナーの専任講師を経て、現在はアップリフトリーダーシップセンターの代表として、東京・沖縄を中心に学校や企業などでリーダーシップ研修をはじめ、さまざまな研修や講演を実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小木ハム

11
『つい怒ってしまう』とは『日常的に攻撃をする習慣がある』ということ。攻撃は、他人をコントロールしたいという気持ちの現れである。しかしながら自分以外の人間が、自分の思いどおりになることは100%ない。それは家族でも友人でも変わらない。人間とはそういうものである、ということを留めておくと、自分の望みを叶えるために怒りを用いることは減る。怒りの根源には虚栄心、コンプレックス、エゴ、プライド、コントロール欲求などがある。これらを排し、主体的に生きることが『怒り』の代替策になる。2021/09/05

みぃ

1
怒りを感じたときは、「この状況で私は何を得ることを期待しているのだろうか?」と考えてみると良い。これは、すべての怒りに共通して使えるいいヒントだと思った。 ★52019/06/22

Tomoe Shimoya Sato

1
アドラー心理学で学んだことと共通する部分が多数あった。黙読で理解ができず、何度か読み返したり、音読をしたりすることが何度かあった。虚栄心、良心の呵責について、もう少し考えてみようと思った。2015/12/19

たとり

1
無意識に怒ってしまう事、またそれが何に対してなのか。自分をより客観的に見る参考書。2012/01/13

umi

1
まとめだけ読みましたが、衝撃でした!!最高!2009/07/10

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